Wiseと言う送金(決済)に特化したサービスができてそれだけでいろいろ変わった。
以前は国境を超えて送金するとなると、銀行の窓口へ行って●●円分XX国のZZ銀行の1234という口座に送金お願いと紙に書いて窓口に提出していた。だから為替は大まかだったし窓口に到着した時の運のようなものだった。
Wiseだとリアルタイムで変わるレートの良さそうな時を選んでその瞬間に送金ボタンを押す。夜中でもできる。そして着金もすぐにオンラインで確認できる。手数料も安い。
こうして比較的大きなお金をスマホさえあれば簡単に操作できる。知っていると知らないでは大きな違いが出るが、知る事すらもとても簡単で、検索すればすぐに辿り着けてアカウント登録ですぐに使える。世の中はそうして簡単な方向へと進んでいる。
そんな世の中なのに、サラリーマンの給料は1ヶ月単位で時給計算されて締め日の何日か後に銀行に振り込まれる。100年変わらなのか? 別に給料ばかりでなくて、年金とか電気代とか電話代とか月払いというのはたくさんある。それが必要かどうかは置いておいて、リアルタイム化したら世の中もっと変わるのではないだろうか? 例えば正規社員と非正規とか、そんなのどっちでもよくなるのではないか?
車のような高価な物も、ある人が利用している時間だけ即座に支払うとなると、寝ているうちはもったいないから所有者をスイッチして使ってもらうとか、所有する時に最初に大きなお金が必要なくなるとかいろいろ変わるのではないか?
まあ、いろいろあって実現はしないだろうけど。