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もんく [とある南端港街の住人になった人]

無能を自覚

先日の友人のFBでの話。千葉の災害で被災者を国が救えない、こうした時にいつもボランティア頼みになっていると言うような事を言っていた。その通りで、以前だって沖縄等で同じような大きな被害が出ていたしずっと以前から台風は来続けているにも関わらずいつも同じようにゴタゴタしてしまう。

国、行政がだらしのないとか、税金払っているのにと言う事で、それはそうかもしれない。

でも、もっと奥底に日本人のある性質ってものがそうさせているのじゃないかな、とも感じる。簡単に言うと、自分たち日本人はきっと無能なんだと思う。何か大きな事でも、ちょっとした事でも、変化があった時にそれに対応して行動が起こせない。考えを頭の中でまとめられない。決められないのだ。

ちょっとした変化と言うのは、例えばいつも歩いている通勤経路で今日だけ人が倒れていたとき、何もできないと言う事がある。いつもは普通に通勤できるのに、今日は数年に一度あるか無いかの強い台風で傘もさせない場合にこれは危ないと通勤をキャンセルする決定が自分自身でできない。

あまり起きる事ではないが、そう言う場面は実際に無いではない。こう言う自分も人生ある程度長いので遭遇する事はあった。その時に何ができたか?何が決められたか?情けないとしか言いようが無い。他人事じゃない。ダメ人間なのだと自覚する。

緊急時に限らず、仕事だってそうした性質は発揮される。現状、マレーシアなんてところでやっているとそうした日本人の性質はよりよく見える。何もしない、何も動かないが浮き彫り。

そう言うわけで、災害時に即動く事も、次の同様の災害のために備える事も今の我々には無理だ。一度作った法律を時代に合わなくなった、もっと良い方法があったから変える。それも無理。これだけ時代の流れが激しく変わっても何かを変えるのも無理だと思う。残念ながら。
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