もんく [とある南端港街の住人になった人]

ファラオラリー・クラシック その2

前回のつづきです。

レースに留まるための条件

もしチームが1日分のトラック走行をしないと決めたとき、例えばビバークからビバークまでの全工程をアスファルト走行する場合、そのチームはレースから除外されることはありませんがメインの走行順位のための走行距離から差し引かれる500kmのペナルティが課されます。チームはレースに残ることができますが重いペナルティとなります。

もしチームがいろいろな理由からレースをあきらめる場合、本部トラックに通知しなければなりません。

レグに復帰を認められるために、競技者はテクニカル・レギュレーションによる安全基準に照らして車両が安全に走行可能である事を答えなくてはなりません。同時にコミッショナーが競技者の体力がレースを続けるに十分であることに疑いを持った時点でメディカル・チェックが行われます。 最終の表彰台での順位付けのために車両は最終日のスタートを切りそしていかなる手段でも最終レグのまで到着する必要があります。


チェック・ブック

各チームはタイムカードを持たされます。それにはスタート時刻を記入しまた通過したチェックポイントのスタンプを押されます。各チームはタイムカードを責任を持って管理します。もし紛失した場合には50km以下のペナルティが課されます。


公式アシスタンス

車両はファラオ・クラシックを走行している間に定期的に記録されます。アシスタンス車両はアシスタンス・エリアとトラック上で記録されます。


順位付け

総合順位は記録された全走行距離kmによって決められます。(= 走行km x 困難度 - ペナルティ) カテゴリー別順位もあります。(ヒストリック、クラシック、最近、二輪駆動)

In case of ex-æquo, teams are divided according to vehicle age and the oldest is declared winner.(どう訳して良いか不明)


車両の技術規定 (レギュレーション参照のこと)

自動車およびトラックは500kmの砂漠を自走できるだけの燃料を積んでいる必要があります。10% 多く積載する事を強く推奨します。

4輪バギーは自走可能距離250km分、これはファラオラリー本戦を走る二輪車同等です。そして二輪車と同様に給油地点での給油が許可されています。

下記の安全用具の装備が義務付けられています。(レギュレーション認証日付とタイプに関わらず):

ロールバー
安全ベルトとレーシング・シート
ヘルメット
消火器
1人あたり5Lの水
ファースト・エイド・キット 1つ

以下は強く推奨されます:

2本のスペア・ホイール
サンド・プレートとシャベル
エンジンとディファレンシャルの防護措置

さらに、車両には必ずセイフティ・デバイス(GPS と Iritrack)が強制的に装備されます。これらのデバイスおよびケーブル、アンテナは有償です。




このあたりでファラオ・クラシックの概要がつかめました。
情熱さへあれば誰でも参加できて、最終日まで走りきればリタイヤも無しです。
二輪車のことが書かれていないようですね。
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