もんく [とある南端港街の住人になった人]

夢を見た

朝方、焦る夢を見た。

大学で試験があったがその課題が載っている冊子を紛失してしまい困った。1時限目の試験は何とかのり切れたが時間切れで最後の2問が書けなかった。2時限目の試験の前に冊子を探そうといろいろなところに行くが出てこない。

おじさんの家に行って聞いたらコピーをとったのがあると言うので出してきてもらう。おじさんの家は駄菓子やパンを売っている店でなぜかそのコピーは菓子パンのアルミのトレーの下に敷かれていた。もう長くそこに敷かれていたために1文字1文字の上に錆びたように何かがこびりついていて読めない。仕方ないので裏側から透かしてみるがそれでもよくは読めない。

早く試験に戻らないとまずい、と言うところで目が覚めた。

一度目が覚めると現実のことが気になりだす。

特に仕事のことで、あれも確認しておかないと、これも、それも、と言うように。頭の中に手帳にメモされない程度の小さな問題の断片が残っていてそんな夢を見たのだろうか。



そう言えばもうあの大学時代から2年が経とうとしている。
時間が経つのは速いものだ。

ニュースを読んでいたら大学生の就職活動開始を遅くしようかとかなんとかそんな話が出ていて、当事者には悪いけれども平和な国のニュースだなと思って読んだ。と言うのはまだこれまでのような世の中がずっと続くと言う前提で話が進んでいる。採用する企業の方も採用される学生の方もそう言う意味では同じ線の上で話をしている。

今の新卒採用と言う制度は大昔、三丁目の夕日の時代の集団就職の発想だ。

だいたい、新卒と既卒と中途と人をそんな事で区別するのは時代遅れだし差別じゃないのか。どんな方法で仕事に就くにしても永久に、と言うことは無いしそれが可能なほど今の世の中は静かじゃない。学校で得た知識がそのまま永久に役立つなんてもう有り得ないのだから。

だから大学卒業と言う人生のほんの1点だけを重大事として見るのはもう間違っている。企業にとっても雇用される方にとっても。日本の現在の状況から見れば人生で2度や3度は大学で勉強し直すべきだろう。何の経験も無い、そして深く研究もせず見識も形作られていないただの新卒なんて何の意味もない。(そうじゃない新卒には意味があるだろうけれど、それにしても企業はそれを重視しないから反対の意味で意味が無い。)
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