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もんく [とある港街の住人]

残虐みかんの季節

中華正月がもう間近なので仕事場にもあの、みかんが来ている。誰が持ってきているのかはわからないけれど、赤い箱にはいったあれが。

ったく、毎年の事だけれど、保存状態の悪いみかん。日本だったらもう季節外れの最後の最後に売れ残って水分を失って皮がボコボコになってしまったようなあのみかん。そのくせ1つ1つ赤い薄いビニル袋に包まれていたりするみかん。

食べてみるとあの新鮮味が全然感じられなくなっているみかん。種がしっかり数粒入っているみかん。1個食べ終わった後にはものすごい、絶対日本では見たことないほどの数の種が残るみかん。

見てるだけで可哀そうなような、みかん。

はっきり言って、何で毎年こんなまずいみかんを中国から輸入しないといけないんだ! いくら何でももっとマシな食い物世の中にいくらでもあるだろうと、密かに(書いてるけど)思っている。

この1ヶ月か2ヶ月でどれだけのみかんがマレーシアで捨てられるのだろう?今はスーパーマーケットで箱入りで売られているけれど、もう少ししたら箱から全部出されてカビの生えたのとか腐ったのが選り分けられて裸で叩き売られるはず。

その時にはみかんはさらに水分を失って何食ってるのかわからなくなるからさらに余る。最後はやっぱり捨てるしかないんだろうなあ。
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