もんく [とある南端港街の住人になった人]

果汁3% その2

それでは実験です。

缶の栄養成分表示を見てみる。
以下100gあたり( 1缶300gあたり)
エネルギー・・・33kcal(99kcal)
たんぱく質・・・0g
脂質・・・・・・0g
炭水化物・・・・8g(24g)

主成分は
砂糖、レモン果汁、はちみつ、還元水飴、ゲル化剤、酸味料、乳酸カルシウム、香料、ビタミンC、色素、甘味料 (具体的な成分名は省略したものもある)



つまり1缶300gに含まれるカロリー99kcalのほとんどは砂糖によるものだと思われる。
砂糖のカロリーは1gあたり3.84kcalであるから1缶に含まれる砂糖の量は、
99kcal÷3.84kcal/g=25.8g
となる。ちなみに1缶に含まれる割合は、
25.8g÷300gx100=8.6%
である。
(今後は砂糖を26gとして計算します。)

レモン果汁の量は、
300gx(3%÷100)=9g
である。

水の量は、
300g-26g-9g=265g
となる。




この数字を元に実際に作ってみる。
265g水に26gの砂糖と9gのレモン果汁を加えて混ぜるだけだ。

使った水は愛妻が用意してくれたvolvicミネラル水。
これを別のペットボトルに計って入れる。
砂糖は三温糖しかなかったのでこれをボトルに入れる。

(それにしても砂糖26gとはこんなに多かったのか!と改めて思う。普通のコップに底から1/4まである。これを1回に飲んでしまっていたとは驚きだ。皆さんも家で計ってみてはどうだろう。そうとうびっくりするんじゃないだろうか。)

レモン果汁は100円ショップCanDoで買ってきたレモン型ボトルに入ったもの。これはこの手の製品には珍しい合成でない本当のレモンが入ったもの。インド原産だから安いのだろう。

ペットボトルに蓋をしてシャカシャカ振ると簡単に砂糖が溶けた。
さて飲んでみると.....


うーん?
確かにレモン飲料になった。
缶飲料に比べると酸味と香りが少なめなので、何か足りない感じだが確かにレモン飲料だ。缶に入っていた飲料に大まかな印象は似ている。

してみると、
「"果汁3%"は確かに缶飲料の味に役立っている」
と言えそうだ、と判明した。

缶飲料さんごめんなさい。わかりましたよ。
果汁3%はダテじゃないって事が。

(それにしても砂糖の量が.....)

コメント一覧

ちはや
砂糖
http://blog.goo.ne.jp/jf5kqg/
コップに1/4ですか! 驚きます。

相当入っていることは知識として知ってはいましたが、ボリュームを身近なもので感じると、よけいに驚きですね。

同じ式で缶コーヒーなんかで計算してみます。
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