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もんく [とある南端港街の住人になった人]

資本主義を説明するイラストを少し実用的に補足してみた

昨日の補足。

昨日の1枚目の画像には実は省略されているところがある。なのでこれ。



昨日の1枚目の画像は実体経済の部分しか説明していなかったけれど、裏側にはその5倍を超えるお金が動いている。それに金とか、今では仮想通貨も入ってきていて複雑に渦を巻いている。

えっ、5倍?間違いじゃないの?
いや、本当。もしかすると今はもっと多くなったかもしれない。

つまり、我々が見ている働いてお金を得て、物やサービスを買って・・・というのは薄いプラスチックでできた下敷の上にある磁石のようなもの。下敷の下側ではその磁石目掛けてお金が吸い付いたり、別のもっと強力な磁石のところに移って行ったりしている。そういうお金の方が下敷の上で動いているお金よりずっと多いというわけ。

我々一般人は企業Aが良い製品を発売してヒットし大儲けしたからその会社が儲かった。従業員にはボーナスが多めに配られたと思う。でも、裏側から見ている人はその会社と全然関係ない人だけど株が上がるなと思って株を買って値上がりしたところで売る。だから実際に会社が儲かったとかより多くの他人があの会社に注目して株を買うだろうと思うだけ。

そして、あのアベノミクスというのはどうやらそっちに注目してやっていたものと思われる。我々は牛乳が高くなったり学費が高くなったりみたいなことに注目しているけど、彼等はそうじゃないところを見ている。

そりゃ、話が噛み合わないわけだよね、政治家とは。

そんなわけで、昨日のよりこっちの画像の方が皆にとって実用的じゃないかと思う。というのは、自分の立ち位置をどこに置くべきか考える参考になるから。


たまにはちょっと要求してみる。もし少しでも参考になったと思ったらこの下のところにある「いいね」か何かを押してみて。
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