もんく [とある南端港街の住人になった人]

事故とおまわりさん

朝一番でタイパンの銀行へ家賃振込みに行く。

銀行は最近リノベーションしたばかりでキレイになっていた。キレイになっていてATMと振り込み機の位置がちょっと変わっていた。だからと言って以前のようにお金が閉じ込められないとも限らないのでここは用心だ。だが、今回は大丈夫だった。


明日から本格的にチャイニーズ・ニュー・イヤーだからか、銀行の近所の烧鸭の店(つまりロースト・ダック)に行列ができていた。みんな相当量のローストした豚肉とアヒル肉を買って帰る。家族パーティーだろう。明日からはこの店もきっと閉まるので今週はこれが最後。こちらもロースト鴨とロースト豚肉のライス付を買って帰ることにした。

この店のは骨に付いた肉まで中華スパイスの味と香りが染み込んでいる。タレもちゃんと肉によって変えている。繁盛している理由が食べるとよくわかる。なかなかたいしたものだ。



今朝、路地から大通りに向かって歩いていたらちょうど交差点でパンッ、と大きな風船をつぶすような音がして交差点の中央が真っ白な煙に包まれた。事故だった。大き目の乗用車と軽自動車がぶつかって2台とも1mほどの幅のある中央分離帯に同じ方向を向いて乗り上げた。

たちまち近くを歩いていた大勢の人が寄ってきた。大破している軽自動車の、歪んだドアを力いっぱい引っ張ってどうにか開けた。中から順番に人を引っ張り出して中央分離帯の芝生の上に座らせた。ほぼ全員が怪我をしたり痛がって苦しんでいたが、幸いにも死者は出なかったようだ。

たぶん大勢の助けが集まるまでに1分もかからなかったろう。人種もマチマチで、事故を起こした中国系をみんなで助けていた。マレーシアも捨てたものじゃないなと思った。


と、思って見ていたら路地から警察官2人を乗せたパトカーが出てきた。パトカーは事故処理をしている大勢の人たちと大破した2台の車を避けてすうっーと通り過ぎてどこかへ行ってしまった。あれあれ......このあたりがよくわからない。




昨夜、キャサリンさんが国際交流基金で借りてきていた本「生きから上手」を読んでみた。話題になるだけあって素敵な内容だった。

その中身は話題になっているのでここでは触れないが、ドメイン名の参考にしたい言葉が出ていたのでネットで調べた。その言葉を調べているうちに、ジェシカ・アルバの出ていた「ファンタスティック4」と言う映画があったけれど、その響きに近い言葉を思いつく。これにしようかな、と思い始めた。Whois検索してみたらまだ取られていない。

けれど、もう少し、1日考えてみることにした。
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