次にやってきたのはこちらタプローム寺院。
9:45 タ・プローム寺院の見学開始
この場所の名前こそ知りませんでしたが、ここは映画『トゥームレイダー』(2001年)のロケ地なのです。
シェムリアップにあるお店、レッドピアノで『トゥームレイダー』というカクテルがあったのですが、この撮影時に記念して作られてそうです。アンジェリーナジョリーが考案したとも、言われますがどちらなんでしょうか。
わたくしの記憶が間違ってなければ確か映画の冒頭で、閉ざされたこの門を大勢の人が鎖を使い引っ張って破壊したシーンに登場していた気がします。
ここの保守作業はインドが担っているようですね。
いろんな国がシェムリアップの遺跡の保護に協力しているようです。
門からしばらく歩くのですが、途中にカンボジアで地雷を踏んで不自由になった人達が楽器を演奏していて寄付を募っていました。
門からしばらく歩くのですが、途中にカンボジアで地雷を踏んで不自由になった人達が楽器を演奏していて寄付を募っていました。
遺跡に向かうこの道が清々しくて気持ちよかったんですが、雨季だと地面がぬかるんでそうですね。
最初に目に入るのがこちら、綺麗に整備されています。
最初に目に入るのがこちら、綺麗に整備されています。
馴染んでいますが流石にこの木の道は後から作った物でしょう。
キレイに保護されているなぁと思ったら修復してあるんですね、修復前はこのように崩れていたみたいです。
まだ修復されていない場所もたくさんあります。これはこれで味がありますけど。
ガジュマルの木に侵食されていますね、神秘的です。
こちらは大木が遺跡を侵食し、石材の間に根を張ったので崩れてきた物を鉄骨で支えているようです。
こんなところにこんなデカい木が生えるなんて自然てすごい(小並感)
他にも何ヵ所かこのような支えがしてありました。
この時は大規模な修復作業をしていたようです。
遺跡の雰囲気には合いませんが、カンボジアで最大と言っていいほどの外貨獲得手段なので全力で保護するのは仕方ありませんね。
このアンコールワット遺跡群の収益、カンボジアに入ると思っていたのですが実はベトナムの収入源になっていると知って驚きです。
このアンコールワット遺跡群の収益、カンボジアに入ると思っていたのですが実はベトナムの収入源になっていると知って驚きです。
アンコールワットに入る時チケットを買ったのを覚えていますか?
あれを運営している会社が実はベトナム企業なのです。
利益の9割がベトナム企業、1割をカンボジアと言われていますが2018年には260万人の外国人観光客が訪れ1億ドルの収益をもたらしたと言われています。
これがカンボジアにまるまる入ればカンボジアも少しは潤うのでしょうが…。
なぜベトナム企業がカンボジアの世界遺産の権利を持っているのかは、長くなりそうなのでまたそのうちお話しするとしましょう。
これガジュマルの木だからこんなことになったんでしょうかね、日本で言うと松とか杉とかじゃこんなにならないと思うんですが。
こちらタプロームのウラ側です、広い石畳みのスペースになっています。
やたら遺跡の上に木が生えているように見えますね、背の高い木だからか種が上に落ちるんでしょうか。
木に侵食されてないところは比較的ダメージが少ないようです。
この工事が終わるのはいつになるのでしょう。完成したところをまた見てみたいです。
こちらタプロームのウラ側です、広い石畳みのスペースになっています。
やたら遺跡の上に木が生えているように見えますね、背の高い木だからか種が上に落ちるんでしょうか。
木に侵食されてないところは比較的ダメージが少ないようです。
この工事が終わるのはいつになるのでしょう。完成したところをまた見てみたいです。
ここタプローム寺院も12世紀末に仏教寺院として建立され、後にヒンドゥー教寺院に改修されたと考えられている遺跡だそうです。
カンボジアの寺院を見て思うんですが、居住するスペースにしては一つ一つが小さく狭いのでこれは中で一人修行するためのスペースなのかなと思うんですがどうなんでしょう。
扉もないし不思議な建造物です。
トイレとかどこなんだろ。
実は後から知ったのですがこの矢印のところの見切れてるレリーフに「恐竜が掘られたいるのではないか?」という疑惑が持たれています。
よく見るとステゴサウルスのような背びれのある生き物が彫られています。その上のもなにか恐竜っぽい。
観光客がみんなここを撮っていたので何も知らずに適当に撮りましたがちょっと的外れなとこを撮っていました笑
そういう「ムー」的な考察も遺跡観光の面白いところですね。
ここにもガジュマル。
中はこんな感じですが遺跡が崩れない保証はありません。
日本のように安全柵とかないので崩れかけでも近くで見れるのがメリットのようなデメリットのような。
見飽きるほどのガジュマルの木、しかし映画の中にいる様な感覚でワクワクします。
多少遺跡の中も見れますがあんまり入れるところは多くないです。
ここ、窓枠の中でポーズを撮って撮影するスポットみたいになっていました。
保護目的なのか危険対策なのかわからないロープ。
多分遺跡保護。
ここら辺はだいぶ荒れてますね、ここも修復されるのでしょうか、
ここら辺はだいぶ荒れてますね、ここも修復されるのでしょうか、
どんどんデカくなるガジュマルの木
根元で記念撮影をしていました、ちょうどすっぽり入れるスペースがあります。
森に囲まれているせいか風による侵食は少ないのかなと思います。
どっちかと言ったら木がすごい遺跡に見えてきた。
この日は中国人のツアー客が団体で来ていて帰り道が渋滞していました。
道が狭いので追い抜けないしうるさいし…
どっちかと言ったら木がすごい遺跡に見えてきた。
この日は中国人のツアー客が団体で来ていて帰り道が渋滞していました。
道が狭いので追い抜けないしうるさいし…
ここも記念撮影スポットです、わたくしは1人なのですが自撮りはしない主義です。
ここら辺も撮影に使われたっぽい場所、というかどこもそれっぽく見えてくる。
ここら辺が最後の記念撮影らしきポイントです。
さて、ピットゥーさんのところへ戻りましょう。
これは入り口の門を裏から見た写真ですが、この顔は観音菩薩らしいです。
10:45 タプローム見学終了
見学時間はちょうど1時間くらいですね、今日は時間がまだまだあるので遺跡見学が終わった後まだ行きたいところがあるのです。
'19カンボジア旅 ⑨へ続く