OrganFreak

ハモンドオルガンに魅せられたオッサンのブログ

Fresh Organistライブ報告

2005年10月31日 | ライブ報告
 10月30日(日)に月1回恒例のDr,木谷プロデユ-スオルガンライブが行われました。
 
 場所は、阪急武庫之荘駅前のイタリアレストラン[orvieto]。今回は小野みどり門下生の最年少コンビ松本理恵子・藤原新菜によるフレッシュオルガニストと題うったライブでした。
 そのタイトル通り20歳と22歳の若さと習って半年足らずの2人のデビュ-ライブでした。ベテランのミュ-ジシャンと比較するとまだまだ劣る点が多々ありますが、初々しさ、みずみずしさがそれを補って余り有るものでした。イタリアンレストランというスペ-スにピッタリの2人の演奏だったと思います。
 なにより将来性と言う意味において、若手オルガニストが少ない現状では彼女達にかける期待は大きいです。初めてのライブという点では及第点です。こういったライブを数多く経験してゆき彼女達が勉強を続けさえすれば実力は後からついてくると確信しています。
 
 ライブをするには未だ早すぎると心配していた2人の師匠小野みどりさんもお子さんを連れて駆け付けてくれ、最後には2人のデビュ-にふさわしいタイトル[朝日の如くさわやかに]を素晴らしい演奏でプレゼントしてくれました。
 彼女達の噂を聞き2・3のライブスペ-スでライブの依頼も来ているので、今後もFreshOrganistライブを継続してゆく所存ですので皆さまの応援をお願い致します。

ジャズオルガン科説明会

2005年10月31日 | ライブ報告
 10月30日の13;00~15;00にYSのショ-ル-ムで、ジャズオルガン科入会の為の説明会と小野みどりによるミニライブを開催しました。

 今回は3人しか受講者は集まりませんでしたが、その内の2人は初めて目の前でB-3orgのサウンドを聴きその迫力に圧倒され即入会し、もう一人の方は後日返事をするということでした。入会した一人の方はサックスの経験しかないのですが、有名なサックス奏者のCDを聴いてる内に、そのバックから聴こえてくるオルガンサウンドを好きになっていったのが、この説明会を受けようと思ったきっかけだそうです。生で聴く初めてのB-3サウンドは想像以上によかったそうです。サックス奏者からオルガンに転向し大成功したチャ-ルズ・ア-ランドの例もあるので、彼には頑張って欲しいと思います。

 次回の説明会も予定しているのでオルガンに少しでも興味の有る方、冷やかしでもいいので気楽に参加して下さい。

異色のジャズオルガニスト誕生

2005年10月31日 | ライブ報告
 10月29日(土)に帝塚山ラグタイムに於て小野みどり門下生の久下伸夫・和田信によるジャズオルガンライブが行われました。

 久下さんは小野みどり門下では最古参で、既にポ-タブルオルガンを持込んでのライブ活動をしていますが、本物のB-3を演奏するライブは初めてです。和田さんは小野さんに習って1年目で、それも仕事の関係で月一のレッスンしか受けていません。
しかし、2人共オルガンジャズが大好きで、小野さんのライブや他のオルガニストのライブもよく聴き、オルガンのあるジャムセッションには必ず参加するという勉強熱心、研究熱心さが上達を早めていると思います。

 二人とも初めてのB-3ライブとは思えない位の素晴らしいパフォ-マンスをみせてくれました。同じジャズオルガンでも2人の個性ある演奏で1部・2部ともジャズオルガンの楽しさが堪能出来たライブでした。
 ラグタイムには40人を越すお客さんが入り2人に大きな声援をかけてくれたこともライブが盛り上がった大きな一因でした。

 久下さんは大手電気メ-カ-のサラリ-マン、和田さんは某国立大学の病院のお医者さんという異色のジャズオルガニスト誕生です。今後もこの異色のオルガニスト2人を応援してゆきたいと思います。

ラリ-・ヤング3世

2005年10月28日 | つぶやき
 ニュ-ア-クのオルガンサミットの会場で私の友人ピ-ト・ファリコの隣に写っているのが[オルガンのコルトレ-ン]と呼ばれた不出生のオルガニスト、ラリ-・ヤングの息子さんラリ-・ヤング3世です。彼の本名はタイロンでヤングの代表作「タイロン」はこの息子さんの名前をとってつけられたものです。父親と同じく背が高く風貌も若き日の父親によく似ているとの評判です。

 ラリ-・ヤングの創ったオルガンスタイルは現在アメリカのジャズオルガンの主流になっています。ラリ-・ゴ-ルデイングス、サム・ヤヘル、カイル・コ-ラ-、ゲ-リ-・ベルサ-チ、ジェラ-ド・ゴ-ルド等の若手オルガニストはヤングの影響を大きく受けております。

 1978年に37歳の若さで亡くなったラリ-・ヤングもし彼が生きていたら、ジャズオルガンの世界はどうなっていただろうと息子さんの写真を見てつくづく考えさせられました。

The Organ Summit Supreme

2005年10月27日 | ライブ報告
 アメリカの私の友人Pete Fallicoからニュ-ジャ-ジ州ニュ-ア-クで先日行われたオルガンサミットのLive報告のメ-ルが来ました。

 ニュ-ア-クは全米でも有数のオルガンの盛んな町[オルガンタウン]としても有名で、その昔はジミ-・マクグリフやラリ-・ヤングの経営するオルガンバ-がありました。
 今回のオルガンサミットの出演者はジミ-・マクグリフ、ドクタ-・ロニ-・スミス、ジ-ン・ラデイック、トル-デイ・ピッツ、の4人のオルガン・レジェンドです。マクグリフはかなり衰えていて誰かの手助けがないと動けないようです。ジ-ン・ラデイックは白人のジャズオルガニストの先駆者でピッツバ-グを中心に元気で活躍しているそうです。トル-デイ・ピッツは今回は弾き語りもしたそうです。マクグリフはオルガンに座ると元気が出るようです。ロニ-・スミスは4人の中で一番若くまさに脂がのった演奏で皆をリ-ドしていたようです。
 オルガンレジェンドの演奏を聴こうと会場には沢山のオルガニストが来ていたそうです。私が2年連続で日本によんだ若手オルガニストのホ-プ、カイル・コ-ラ-を筆頭に、Mel Davis,Dave Braham,Lucas Brownといった若手から、ベテランのグロリア・コ-ルマンまで。そしてNYで活躍している敦賀明子さんも来ていたそうです。

 本場アメリカのオルガンサミットに負けないように、11月26日の福岡オルガンサミットの出演者にハッパをかけているので是非ご来場頂き盛り上げてください。よろしくお願いします。

ジャズ批評

2005年10月25日 | つぶやき
10月24日発売号のジャズ批評は女性プレイヤー最前線2005と題しての女性ジャズプレイヤー特集です。(ヴォーカルは除いています。)オルガニストは10名紹介されていますが全て関西勢です、ことオルガンに関しては西高東低かもしれません、その大きな原因はとりまく環境の違いだと思います、大阪にはラグタイム大阪、帝塚山ラグタイム、ジャズオントップ、京都にはルクラブジャズ、そして神戸にはコーヒーハウス井戸とB-3organを常設したライブハウスがあり日常茶飯事的にオルガンライブをやっているからでしょう、全国のジャズオルガンフアンの方はジャズオルガンの本場大阪に足を伸ばして下さい。毎日のようにジャズオルガンライブをしていますよ!オルガンが弾きたくても自分でオルガンを持ち運びするには力の弱い女性は演奏以前に体力を消耗してしまいます。それが原因でピアノに転向したプレイヤーも沢山いてます。こんな事のないように上記のライブハウスにB-3を納入した私ですが、これからも全国のライブハウスにジャズオルガンの良さを知ってもらい1台でも多くジャズオルガンの名器HammondB-3organを常設してもらうように努力してゆくつもりですので、皆様のご協力のほどよろしくお願い致します。

Sheryl Bailey

2005年10月21日 | つぶやき
アメリカNO.1女性ジャズギタリストSheryl Bailey http://www.sherylbailey.com/

 グラント・グリ-ン、ラリ-・ヤング、エルビン・ジョ-ンズのトリオによる60年代オルガンジャズの神髄に迫る・・・・・・。
 これが女性ジャズギタリスト、シェリル・ベイリ-率いるオルガンバンド「Sheryl Bailey The POWER of 3」の評価である。

 シェリルは1996年に開催されたThelonious Monk International Jazz Guiter Competitionで3位に入賞している実力の持ち主である。
 (余談ではあるがこのCompetitionにおいて過去にはジョ-イ・デフランセスコがピアノ部門で、シルヴィア・クエンカがドラム部門で2位に入賞している。)

 「Bull's Eye」「The POWER of 3」「Reunion of Souls」「Little Msunderstod」とリ-ダ-アルバムを4枚リリ-スしていて、記念すべき5枚目は11月にNYの人気ジャズクラブ「Fat Cat」でのライブレコ-ディングとなることが決まっている。
 そのうち「Bull's Eye」「The POWER of 3」、そして今回のライブレコ-ディングがオルガントリオでの作品で、とくに「The POWER of 3」は全米ラジオのジャズウイ-クでトップ20にランクインした。
  
 彼女は2000年より母校バ-クリ-音楽院のジャズギタ-科のアシスタント教授としても活躍しているが、そのテクニックは驚異的でジャズだけでなく、ブル-ス、ファンク、ブ-ガル-と、あらゆるジャンルに対応することができる。
 ジャズギタ-の教則本「THE CHORD RULES」も出版している。

 この素晴らしき女性ジャズギタリスト、シェリル・ベイリ-が来年の夏、シルヴイア・クエンカと来日し、日本が誇る女性ジャズオルガニスト、小野みどり、橋本有津子とのオルガンバンドとして日本ツア-をする予定になっている。乞う御期待!!!

ジャズオルガン科入会の為の説明会&ジャズライブ

2005年10月20日 | ライブ日程
10月30日(日)13;00から15:00にジャズオルガン科入会の為の説明会とジャズライブを、ワイエスコ-ポレ-ションのショ-ル-ムで開催致します。レッスン内容・教室の雰囲気
レッスンで使うHAMMOND B-3 ORGANの演奏法等を知っていただき、そしてジャズオルガン科講師小野みどりのライブを聴いてもらい、気に入ったら入会していただくという趣旨ですので、気楽に参加して下さい。但し人数に限りがあるので先着10名とさせてもらいます。未だ若干枠がありますので興味のある方は早めに電話(06)6696-2684メ-ルinfo@ys-so.orgに連絡を入れて下さい。B-3以外にもハモンドオルガンの最高峰X-66や今話題のXK-EVOLITION,ロ-ランドのVK-8等も展示しておりますので自由に試弾出来ます。このジャズオルガン科の生徒で既にライブ活動をしている方も数人いてますし、10月30日の夜ライブデビュ-する生徒もいてます。又趣味としてオルガン演奏を楽しんでいる方もいてます。そんな生徒のライブ発表会は年2回プロのミュ-ジシャンを交えて開催しています。次回の発表会は12月4日(日)に帝塚山ラグタイムhttp://www.rugtime.kansai.walkerplus.com/で14;00から始めます、こちらもよければ聴きに来て下さい。

田代ユリライブレポ-ト

2005年10月19日 | ライブ報告
 10/18日大阪JAZZONTOPで行われたクイ-ン・オブ・ハモンド田代ユリのライブレポ-トをお届けします。
 JAZZONTOP2回目の出演、前回同様 池田定男(g) 魚谷のぶまさ(b) 田中ヒロシ(ds)のメンバ-によるオルガンカルテットの演奏です。手元が見える会場の左サイドは特にお客様が集中していました。
 田代ユリの演奏の特長は品のあるアレンジとフレ-ズの美しさにあります。ジミ-・スミスに代表されるファンキ-なオルガンジャズとは一線を画した、田代ユリのジャズオルガンワ-ルドです。
 
 東京にはB-3organを常設した大きなジャズクラブが無いため、今のところ田代ユリのジャズオルガンライブは大阪に限られています(次回は来年の4月の後半にJAZZONTOPで予定)
 全国のジャズオルガンフアンの皆さま、ぜひ大阪に足を運び、田代ユリの生のライブを聞いて下さい、絶対に損はさせません。それだけの価値があります。

 そして、名古屋の方に朗報です。B-3オ-ナ-である小澤さんのマンションフォルサ泉のエントランスで、今年は小野みどり(B-3)とジェ-ムス・リ-バイ(ds)によるトリビュ-ト・ジミ-・スミスのライブ。昨年はポ-ル・ジャクソン(B-3)ジェ-ムス・リ-バイ(DS)のライブをしましたが、来年は田代ユリのライブを予定しております。
それもB-3の他、幻の名器HammondX-77を使い「レニ-・デイ」「スリ-・サンズ」に代表されるハモンドポップスのライブを考えています。
 ハモンドはジャズだけでなくポピュラ-オルガンでもこんなに素晴らしい、ということを実証したいと思います。オ・タ・ノ・シ・ミに

クイーン.オブ.ハモンドオルガン

2005年10月12日 | ライブ日程
10月18日(火)に大阪梅田のジャズオントップで『ハモンドオルガンの女王』として日本のジャズオルガンの歴史を創って来た田代ユリのジャズオルガンライブがあります。20年前に出版された彼女の著書ニュー.サウンズ.イン.オルガンも未だに色褪せることなくオルガン教則本のバイブルとして使われ続けています。今年2回目のジャズオントップ出演、前回はソルドアウトになり入場出来なかった方もいてご迷惑をおかけしました。ジャズオルガンプレーヤー、音楽教室の先生、ジャズオルガンを習っている方必修のライブですお見逃しなく、未だ若干席に余裕がありますのでお早めにお申し込み下さい。ジャズオントップのホームページでインターネット予約するとチャ_ジ飲食料が10%割引になりますのご利用下さい。
http://www.jazzontop.com/