OrganFreak

ハモンドオルガンに魅せられたオッサンのブログ

明日のジャズオルガンライブ

2006年05月30日 | ライブ日程
5月31日(水)に小野みどりオルガントリオのライブが大阪梅田のジャズオントップhttp://www.jazzontop.com/であります。

メンバ-は小野みどり(B-3org)馬場孝喜(g)竹田達彦(ds)という選りすぐったジャズミュ-ジシャンなので、オルガンジャズの神髄を堪能出来ると思います。皆さまのご来場をお待ちしております。

演奏タイムは(1)7:45PM (2)9;00PM (3)10;15PMの3回ステ-ジで入替えはございませんので,こころゆくまでジャズオルガンを楽しむことが出来ます。チャ-ジは¥2、500でインタ-ネット予約をすると10%割引の特典があります。

又少しはやいのですが7月7日7;00PM開始の[七夕ジャズオルガンライブ]が京都二条城の近くにあります二条城チャペル.セント.アベニ-ルで決定しました。

チャペルコンサ-トになるかレストランコンサ-トになるかはこれからの話し合いで決まりますが、いずれにしてもライブハウスとは一味違うオルガンジャズが楽しめそうです。

出演は小野みどりオルガントリオでオルガンはHammondB-3organを持ち込む予定です。詳細が決まればライブ告知をいたしますのでお楽しみに!

御影.梅田.長居.アメリカ村.心斎橋

2006年05月30日 | ライブ日程
近々東京でB-3常設のライブハウスを出店予定のI氏が、私の呼びかけでジャズオルガンのメッカ関西に視察にきました。

28日は神戸の御影にあるコーヒーハウス井戸のフレッシュオルガニストのライブに行き、店の中央に鎮座するB-3を楽しげに演奏する若い2人のオルガニストの演奏に盛んに拍手し、何度もB-3はいいとつぶやいていました。6;30と7;30のステージをみてから次の梅田のジャズオントップのライブに向かいましたが、帰り際にお札を何枚もカンパ箱に入れていました。

ジャズオントップのライブは栢本雅子(B-3)池田定男(g)田中ヒロシ(ds)のトリオで井戸のライブとうってかわって大人の雰囲気のプレイがI氏の琴線をくすぐり益々ライブハウス出店の決意を強くしたようです。B-3が中央に両サイドにドラムとギターとグランドピアノが並ぶ豪華な景観に感心し自分の店の参考にするようです。

翌29日は昼からYSを訪れB-3やC-3を弾いたり万が一店にB-3が入らなかった場合(階段が曲がっているので)の保険でXK-EVOLUTIONも弾き音を確かめていました。4時からジャズオルガン科のレッスンがあり小野.橋本クラスが重なった為ショールームでB-3とXk-EVOLUTIONでレッスンする小野みどり講師のレッスンに聴き入っていました。自分が過去習って来た?音楽教室のレッスンと全然違う実戦的なレッスンに感心し、生徒のT君が習い始めて5ヶ月だと知ると驚いていました。

YSを後にしてアメリカ村のビッグキャットのローランド主催のドン.ルイスのコンサートに行きましたが、大入り満員で座る事も出来ず又ボーカル中心でジャズオルガンでないため早々に切り上げ心斎橋のラグタイム大阪に行く事にしました。

ラグタイム大阪は橋本有津子(B-3)、橋本裕(g)高野正明(ds)のオルガントリオのライブでしたが、最初は私とI氏それに途中から合流した日本一のオルガンのレコードコレクターO氏の他お客は4.5人でしたが、セカンドセット、サードセットと回が増す毎にお客が増えそれにつれオルガントリオの演奏のボルテージが上がり、セッションで参加した白人のトランペッター、東京から来ていたサックスの河村英樹が加わると演奏の熱気は最高潮に達しI氏は大阪の演奏者のレベルの高さに驚き、いつもこんな熱い演奏が聴けるなら大阪に引っ越してきたいと冗談まじりに言っていました。そしてYSの受付をしている堺君がドラムで参加しそのレベルの高さに再び驚いていました。

2日間の大阪ジャズオルガン旅行で益々B-3オルガンのジャズに惚れ直したI氏は近日中に意中の物件の契約をし、6月中に内装工事を終え人も雇い早ければ8月遅くとも9月には店をオープンする予定です。オープニングは東京の全てのジャズオルガニストを集め大セッション大会をしようとI氏を焚き付けましたの東京のジャズオルガニストの皆様よろしくお願いします。

出て来ました。

2006年05月26日 | つぶやき
探してたチャールズ.アーランドのビデオとレオン.スペンサーjrのビデオ出て来ました。会社にも家にもないはずです。オルガニストのHさんに貸していました。出て来てよかったです。

他にももう1本ジャック.マクダフのコンサートを後ろから映した映像とニュージャージー.ニューアーク.オルガン.フェステイバルのロニー.スミスのリハーサルの映像がはいったビデオも貸していました。

特にチャールズ.アーランドのシカゴのオルガンサミットのビデオは貴重です。B-3を4台使っています、前列にチャールズ.アーランドとジミー.マクグリフ、後列にジョニー.ハモンド.スミスにロニー.スミスが並びそれぞれのB-3を弾いています。この時の演奏はチャールズ.アーランド名義でオルガンサミットのタイトルでCDになっています。

この1ケ月後に亡くなったジョニー.ハモンドはよぼよぼで途中ロニー.スミスがドローバーのセッテイングを手伝ってる場面もありますが、彼の代表作GettinUpの中で弾いているSummertimeをおぼつかない指さばきで弾いてる姿は涙ものです。(このGettin Upの中のSummertimeはレスリースピーカーのスロー、ファーストの切り替えが妙味で私の最も好きなオルガン曲のひとつです。)

この4台のB-3を使ってるオルガンサミットを参考にして翌年に中之島公会堂80周年記念のコンサートで4台のB-3を持ち込みコンサートをした事があります。それもアロージャズオーケストラとの共演でした、もう2度とこんな破天荒なオルガンコンサートをする元気はありません。

ジャズオルガンの生い立ち。

2006年05月24日 | つぶやき
アメリカ国内の主要都市で[オルガンル-ム](オルガンのみを聴かせる小さなオルガンクラブ)が流行った時代、労働階級の人たちは、一日の過酷な仕事を終え、リラックスするために[オルガンル-ム]にやって来ました。

そこで彼らが聴いたジャズオルガンの音楽には、よく冷えたビ-ルとフライドチキンかバ-ベキュ-・スペアリブがよくあいました。このようなクラブで演奏するオルガニスト達は[チトリンサ-キット]と呼ばれた中西部から東海岸の間を旅していました。自分たちのオルガンやレスリ-スピ-カ-をクラブに運んで行くために中古の霊柩車や救急車を買ったものまでいました。

他の多くのオルガン奏者たちにお手本をしめしたのはジミ-.スミスでした。ほどなく多くのクラブでは自前のHammond B-3 organを購入し、ジャズオルガンはソウルミュ-ジックと呼ばれ、気難しい評論家や音楽業界のリ-ダ-たちの酷評にもかかわらず、アメリカにおける最もポピュラ-なジャズの形になりました。

ジャズオルガン奏者たちの間には連帯感が芽生え、各プレイヤ-達がお互いのアイデアや演奏技術を分かち合いようになるにつれて、その絆はより強固なものになって行きました。事実、彼らは互いから学びあって行きました。正式な教えというものは何もありませんでした。ジャズオルガンがこれほどポピュラ-になったのは偏に彼らのジャズオルガンに対する愛情と敬意があったからに他なりません。

オルガンバトル、オルガンサミットもこの頃から始っています。これは2人以上のオルガン奏者が集まり一緒に演奏することで、1台又はそれ以上のオルガンを使用しました。仲間のオルガン奏者の力量を試したり、打ち負かしたりする機会もありましたが、実際にはアイデアを交換したり、この音楽に対する愛情を分かち合う場であったので演奏者も聴く人にとってもとても楽しいものでした。
(Pete Fallico氏のジャズオルガントリビュ-トのライナ-ノ-トより)

この素晴らしいジャズオルガンの歴史をつくったジミ-・スミス、ジャック・マクダフ、ラリ-・ヤング、ドン・パタ-ソン、リチャ-ド・ホルムス、ジョニ-・ハモンド、チャ-ルズ・ア-ランド、シャ-リ-・スコット達はすでに亡くなっています。彼らの血と汗と涙なしにはつくることが出来なかったジャズオルガンの素晴らしさを、一人でも多くの方に聴いてもらいたい一心でジャズオルガンライブを手掛け、各地でオルガンサミット他のオルガンコンサ-トも開催しています。ライブ、コンサ-トに一人でも多くの方にご来場していただきオルガンジャズの楽しさを分かち合えたらと思っています。

@ザ.マイテイ.バーナー、チャールズ.アーランドのビデオ

2006年05月23日 | つぶやき
東京のジャズオルガニスト河合代介さんからチャールズ.アーランドやレオン.スペンサーの映像をおもちですか?と問い合わせがあったので、あると応え久しぶりに見ようと思って探してみたが、ない!!!

チャールズ.アーランドはシカゴのオン.グリーン.ドルフィン.ストリートというライブハウスの映像、もう一つチャールズ.アーランドが中心になってジョニー.ハモンド、ロニー.スミス、ジミー.マクグリフの4人で4台のB-3(正式にはジミー.マクグリフはXB-3)を弾いているオルガンサミットのビデオもなくなっていた。(このコンサートの1ケ月後にジョニー.ハモンドは亡くなっているので貴重なビデオなのに!)

チャールズ.アーランドはジミー.スミスを初め殆どのジャズオルガニストがサード.パーカッションを使うのに対してセカンド.パーカッションを使う、そして何より太い芯のある『ベスト.ウオーキング」と呼ばれるベースワークである。一度ライブを拝見したが補助で使う足ベースを鍵盤が折れるのではと思う程アタックをかけていた。そしてジャズオルガニストには珍しくレスリーのボリュームをマックスにして火の出るような演奏スタイルは『ザ.マイテイー.バーナー」と形容され個性あるジャズオルガニストであった。

レオン.スペンサーは盟友メルビン.スパークス(g)とのライブの映像です。 全盛期のプレスッテージのレコードをそのまま再現したようなファンキーな演奏を繰り広げているビデオなのに、ない!
明日家捜しして探そう!!!

岩手の玉ちゃんご来店

2006年05月21日 | つぶやき
去年、一昨年と女性ジャズドラマーSylvia Cuenca Organ Trioの日本ツアーの岩手県でのプロモートをしていただいた岩手の玉ちゃんが今日来店しました。

NYで知り合いになったジャズピアニストの岩手ライブの打ち合わせの為、そのピアニストの大阪でのライブを見てその帰り道に当店に寄ってくれました。

玉ちゃんは年に2、3回NYにジャズを聴きに行くというジャズ狂です。オルガンにも造詣が深く、毎回岩手でオルガンライブをする度にオルガンを持って来るのは大変だろうと、自分でオルガンを購入する計画をたててくれています。

今年のジャズオルガンライブの計画を2人で話し合い、関空から空路花巻市に帰りました。

来週の日曜日には近々関東でB-3常設のオルガンバーの出店を計画しているI氏が、私の呼びかけで関西のB-3常設店とオルガンライブの視察にやって来ます。

28日は神戸のコーヒーハウス井戸とジャズオントップ、29日にはラグタイム大阪に一緒に行く予定です。

I氏は30数年間のサラリーマン生活に区切りをつけ長年の夢であったオルガンバーを近々出店します。

玉ちゃん、I氏こういう方に支えられて日本のジャズオルガンの世界は徐々に広がっています。

オルガニストが活動できる場所さえあれば未だ未だオルガン人口は増えると確信しています。だってジャズオルガンは最高だもん!!!

憧れの町ウイーンとザルツブルグ

2006年05月19日 | つぶやき
私が日本ハモンド(株)の広島所長をしていた30年近く前、岡山のある楽器店と特約店契約をした。

その楽器店のお嬢さんが(私は多分逢った事も見た事もないと思うが)ミクシイで私を見つけ連絡をくれました。
今ウイーン在住で足掛け10年住んでいると言う、それも28歳で4人の子供がいて、その上音楽大学に通ってると言います。何故かクラッシックの本場ウイーンでジャズを習ってると言うのも面白いのですが、兎に角凄いの一言です!!!

オーストリアと言えば何年か前にザルツブルグ在住のオーストリア唯一のジャズオルガニスト,T.C.PFEILERが小野みどりのグリーンズ.ブルースを聴き大変気に入り、ザルツブルグジャズフェステイバルで小野さんとツインオルガンで演奏したいと申し入れがあり私を大変よろこばせたが、ボツになった。

ジャズオルガンの父ワイルド.ビル.デイービスが70歳、フェイラーが30歳を記念してデイービスをオーストリアに呼びアルバムも出す程の人なので、満更ハッタリでもなかったと思うのだが条件として小野さん以外に私の顎、足、枕代も出せといったのがまずかったのかも!

サウンド.オブ.ミュージックの舞台の町ザルツブルグ行ってみたかったナア!!!

難しかった!

2006年05月17日 | ライブ報告
ブルーノート大阪のビル.フリーゼル.サム.ヤヘル、ブライアン.ブレイドのライブから帰って来ました。

オルガニストの小野みどりさん和田信さん上村恵理さんと一緒の席で聴きました。他にもオルガニストは塩崎さん、小林さん達が来ていました。「ライブは一言でいって難しかった。」変拍子の曲が殆どでそれも1曲1曲が凄く長いので、アドリブ命のコテコテオルガンが好きな私には合いませんでした。

サム.ヤヘルもドローバーのセッテイングを色々変えたり、パーカッションの強弱を使い分けたり、レスリーの速度をストップとファーストをめまぐるしくチェンジしたりしてそれなりによかったのですが................何故ビル.フリーゼルが今回オルガンをいれた原因がわかりました。オルガンのベースが欲しかったからだと思います、だからベースを強調する為にアウトプットのついたB-3のリクエストがあったのです。それ故今回はサム.ヤヘルはB-3オンリーで他のキーボードを使わなかったのです。

そう思うと納得出来ました。それに応えてサム.ヤヘルも左手ベースと足べースを交互に弾いたりユニゾンで弾いたり素晴らしいベースワークを披露していました。「その為に靴を脱ぎ裸足でベースを踏んでいました。」

ショーが終わって少しサム.ヤヘルと話をしたのですが私がレンタルしたB-3がすごくコンデイションがよく弾きやすかったと言っていました。今日のライブの最大の収穫はこの一言でした。(笑)でもお客さんもまあまあ入っていたしコンテンポラリーなジャズが好きな人はいいライブだったと思います。
(写真はショー終了後の小野みどりさんとサム.ヤヘルです。私の写真はつまらなそうな顔で写っているので載せません)

FRESH ORGANIST LIVE AT HANARE

2006年05月15日 | ライブ報告
5月14日(日)にフレッシュオルガニスト藤原新菜・松本理恵子のライブが川西のHANAREでありました。前日は雨が降っていたので心配していたのですが絶好のライブ日より?となりました。

3時にXK-EVOLUTIONを搬入し5時近く迄リハをしましたが、何回聴いてもHANAREの音響は抜群です。2階が吹き抜けになっているのに音がこもらず、嫌な残響もなく音が通るのは天井にはりめぐされた幾本もの大きな梁が音響学上いいのかなと思いました。

開店まで中庭の椅子に腰掛け煙草を一服していると、爽やかな風が吹き抜け周りの草花の香を運んできました、ライブハウスでこんな癒された気分にさせてくれるのは私の知ってる範囲ではHANAREだけです。

最初のお客さんは小野みどりクラスのフレッシュオルガニストの先輩である服部さんでした、服部さんは毎回オルガンライブに来てくれ皆勤賞をあげたいくらいです。開演少し前には7月30日にここHANAREでライブをする和田さんも京都から駆け付けてくれました、その後徐々にお客さんが入り1階はほぼ満席になりました。

ライブはファ-ストセットが松本理恵子-藤原新菜、セカンドセットが藤原新菜-松本理恵子の順で各セット3曲づつ演奏しました。この日はギタ-平井将人、ドラム堺貴洋と全員20歳代のトリオで若さ溢れる爽やかなライブでした。

松本理恵子のイズント・シ-・ラブリ-、藤原新菜のメロ-.ム-ドは彼女達の十八番なのかうまく消化して自分の曲に仕上げていました。初めての経験だと思いますがアンコ-ルに応え松本理恵子が譜面のない[酒とバラの日々]をなんとか演奏する姿も初々しかったですが、せっかく2人いるのですから2人で弾いたらもっと受けるのにと思いました、次回のお楽しみにしておきましょう!とにかくお客も盛り上がりライブ歴半年のフレッシュオルガニストの今回のHANAREライブは大成功でした!!!

サム.ヤヘルにレンタルするHAMMOND B-3 ORGAN

2006年05月13日 | つぶやき
5月15.16に大阪ブルーノートにレンタルするB-3orgは、今日ブルーノートから電話がありアウトプットの付いたB-3orgを使いたいとサム.ヤヘルから連絡があったそうだ。

1934年に発明されたハモンドトーンホイールオルガンにはアウトプットとかヘッドホーンジャックは付いていないが、珠にこういう希望がある(過去にはサム.ヤヘルの兄貴分のラリー.ゴールデイングス、ソウライブ等)レスリー以外にラインでベースアンプに繋ぎ低音を強調したいのだろう。

こういう希望をかなえる為レンタル用の1台のB-3にはアウトプットを付けたものがあるのだが、そのB-3はNHK大阪の「もっともっと関西」にレンタルしてある。明日はフレッシュオルガニストが川西のHANAREでライブをするのXKーEVOLUTIONの搬入.搬出の為NHKに取りに行く事は出来ない、

ブルーノートの搬入日である15日の朝一番にNHKに取りに行きそのままブルーノートに搬入するしかない。老体に鞭打ち頑張ります。