【ギルド名】は〇〇だ。
【人物名や国籍】は〇〇だ。
〇〇にはいろいろ当てはまると思いますが、ゲーム内でこのような表現を見たことがある方多いと思います。
ポジティブな表現であればそこまで問題ないかと思いますが、ネガティブな表現になると風評被害にもなりかねません。
断定的な表現であったとしても鵜呑みにするのは危険です。
といえども私もその表現を使ったことはありますが…。
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私がゲームを始めた初期のお話です。
当時のギルマスに対して「あなたはギルマスの器じゃない!」とキレて抜けていった方がいます。
では、その方が他の人に対して抜けたギルドの話をしたとするとどうでしょう。(例えば移籍理由をきかれたとする)
「あのギルドには酷いギルマスがいる!加入しないほうがいい」おそらくですがこのような内容になりますよね。
ではその方が抜けるまでの経緯に関して、事実だけを追記してみます。(以降Sさん)
・Sさんはバリア管理が甘く過去に何度も燃やされている(課金者なのでバリア代はある)
・抜けた日もバリアを張っていなかったため燃やされた
・Sさんはワールドチャットで燃やしたギルドに対して暴言を吐いた
・ギルマスはSさんを慰めることなくあなたが悪いと言った
この事実を知っていたら印象が変わりませんか?
しかしながら外部の人がその事実を知る機会はなかなかありません。
酷いギルマスがいるなら関わらないでおこう、こう判断する人が大半だと思います。
わざわざ事実を確かめる必要性がないからです。
そして仮にその後ギルマスが変わったとしても、興味深く観察していない以上は酷いギルマスがいるという認識しか第三者には残りません。
これは一例ですが、それぞれの人が思う正しさの価値観によって物事への評価は変わります。
他人がした評価をそのまま受け入れるというのはとても危うい。
もしかしたら
ネガティブに感じた原因は現在では取り除かれているかもしれない。
当時ネガティブに思っただけで今だと感じ方が違うかもしれない。
そもそも視点を変えたら違う事実があるかもしれない。
敵を作ったり、決めつけたりするのって精神的に安定するのでわかる部分もあるんです。
一度ラベリングしてしまえばそれ以上深く考えなくて済みますから。
だけど何事も、様々な視点から考えてみるのって大事だと思います。
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現在私は海外ギルドにいます。
いきさつは省略しますが、以前から何度も対戦したことがあるギルドです。
私自身要塞で撃ち合いしたこともあるし、ラリーの横取りもしました。
ワールドチャットやメールで煽られたこともあります。(覚えていないけど煽り返したかもしれない)
普通に考えたらお互い敵っていう認識になると思います。
ですから申請するときも本当に申請していいのか躊躇いました。
海外ギルドは一度行ってみたかったのですが、まさかこのギルドになるとは予定外だったので。
そして実際加入してみて、外から見ていた時の印象と異なる部分は多くあります。
ワールドチャットで煽りまくっている人が実はすごく勉強熱心だったり、
自分勝手な打ち方だと思っていた人が実はすごく仲間思いだったりもするわけです。
今まで見えていたのはその人のほんの一部分だということですね。
それにギルドって括りがちですが、ネガティブに感じた行動ってそのギルドの一部の人しか実はやっていなかったりもするんです。
勝手に思い込んで勝手に評価するのってなんだか勿体ないな、って思いました。
きっと外から見えている私もその時々に所属しているギルドやポジションによって異なっているでしょう。
本質は何ら変わりないのに不思議ですね。