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アライグマの涙

2019-10-11 22:33:00 | ノンジャンル
[林映子さんのfacebookより転載]

アライグマの駆除について
これを読まれた方へお願い!
私は単に行政批判をしているのではありません。人間の傲慢さ・残酷さに対しての問題提起です。行政への抗議はしないでください。どの自治体も同様だと思います。抗議することだけで解決する問題ではなく動物を飼う側の責任など多くの問題をはらんでいることです。ただ、これでいいのか?とみんなで考えるきっかけになればと思います。
このことを投稿すべきかどうか幾晩も考え迷いました。
この話を私にしてくれた人の悲痛な心のうめき声が聞こえて胸が詰まる思いでいます。
 奈良市内での出来事です。
この8月半ばの週末のこと、まだ子供と思われるアライグマが捕獲されて捕獲器ごと炎天下に放置され、脱水して衰弱してよだれを流して死んでいったそうです。おそらく終末で役所が休みだったため回収されずに放置されたのだと推察されます。
目撃者は捕獲した人に何度も抗議したそうですが、最後まで聞く耳持たずだったそうです。
尋常ではない暑さ・炎天下に放置され苦しみながら死んでいったアライグマの子供。耐え難い残酷さ、そう思うのはごく普通の人間の感情ではないでしょうか?
その人は言いました。「たとえ害獣として駆除が認められる動物とはいえ、このような苦しみを与えて殺すことに耐えがたい怒りと悲しみを覚えました」
「害獣に指定されて人間の都合で死んでもらう動物に対して、ほかにやりようがあるだろうに」と。
観光に来られた外国の方々、地域の子供さんたちはどう感じ、どう思ったでしょうか?
害獣なら、どのような殺し方をしてもいいのでしょうか?人間だから何をしてもいいのでしょうか?
炎天下で渇きに苦しみながら死んでいった一つの命。
これはほんの一例なのかもしれません。
これを言うと「害獣だからしょうがない・動物愛護ボランティアはうるさい!」と一蹴されると思いますが、ごく普通の市民感情ではないかと思います。
害獣指定した動物を、各自治体がどのように殺しているのか?考えるのも恐ろしくなります。
コメント
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