2年か3年程前にバンド仲間が、美輪明宏のヨイトマケの唄、をやりたいと楽譜を練習場に持ってきてくれたことがあった。自分もこの曲は知っていたけれど、この時はバンドではなかなか難しいと感じ、せっかくの機会を流してしまった、、、要するにその時は、この曲に集中出来なかったのである。
今回、友達から頂いた楽譜をあらためて見てみると、ヨイトマケの唄(2012NHK紅白バージョン)と書かれている。早速、YouTubeで2012年NHK紅白歌合戦でのヨイトマケの唄を聴いてみる。黒い衣装で男装の美輪明宏による、ステージだが、その圧倒的な表現力とパワーに心が釘付けになり、男泣き、してしまうほど心が揺さぶられました。
ミュージカルの主題歌のように、ストーリーが浮かび上がり、名作映画を観ているような感動も味わえました。
この曲で歌われているような、”土方の子供、、汚い、、”など、もし自分の子供とか孫が言われたら、どんなに悲しく、辛いだろうか、、どうして人間は、同じ人間なのに比較し、劣っていたら馬鹿にしたり汚がったりするんだろうか、、
みんな一皮むけば同じ人間なのに、どうして上下関係ができたり、勝ち組、負け組などとレッテル貼りをしたがるんだろうか?
少し話が私感的で、すみませんが、テレビのお笑いでも最近は少し減ってきたように思うけど、勝ち芸人たちが、負け芸人に色んなことをやらせるような番組企画が多かったように思います。負け芸人(そうでない方もいますが、)が激辛をたべたり、、食べられなければ、番組を降りてもらうなどと言われたり、、体を張った芸人が、裸でスキーを滑り、雪の中に突っ込んだりして、、
勝ち組は、スタジオでモニターを見て大笑いしている。番組のお笑い企画なんで、負け組も大げさに、演技しているんだろうけど、、なにが
面白いのか、気分が悪くなるだけで、寂しい気持ちになります。
これは、お笑いでなく、イジメです。
すみません、ヨイトマケの唄から、つまらない話になってしまいましたね。
でも、このヨイトマケの唄を聴いていると、家族のために、なりふり構わず働くことの尊さ、親と子の関係の強さは、相対的に図るものでなく、この世に一つだけの絶対的のものである。などを強く感じさせてくれます。
この歌は自分に勇気を与えてくれます。
何度か僕も グレかけたけど
やくざな道は ふまずにすんだ
どんなきれいな 唄よりも
どんなきれいな 声よりも
僕を励まし 慰めた
母ちゃんの唄こそ 世界一
母ちゃんの唄こそ 世界一
今も聞こえる ヨイトマケの唄
今も聞こえる あの子守唄
父ちゃんのためなら エンヤコラ
子供のためなら エンヤコラ