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ジャンゴ・ラインハルト

2024-06-24 13:51:46 | 日記
ジャンゴラインハルトという、ギタリストがいる。ジャズギタリストについて、あまり多くの知識はないが、このジャンゴは他のジャズギタリストとくらべて、明らかに違う旋律をもっているように感じる。
言葉ではうまく表せないが、なにか情緒的に心の奥底にうったえる旋律である。
ちょっとだけ、ジャズギターをかじっている自分には、それがどこからくるのかわからないが、独特の魅力を感じる旋律である。

ジャンゴのアドリブ旋律には、哀愁が漂っている。その哀愁は彼が旅芸人の子供だという生い立ちの歴史からも来ているようにも思われる。
彼は幼少のころから、旅芸人の子としてヨーロッパ各地を周り、ギターやバイオリンの奏法をみにつけている。
17歳の若さで、同じジプシーの娘と結婚してパリ郊外の家馬車の定住地で、新婚生活を始めたが、彼が18歳のとき家馬車が火災にあい
消火しょうとしたジャンゴは手に重度の火傷をおってしまう。
この火傷で彼の左手は薬指と小指が動かなく

なってしまい、医者にも、二度とギター演奏は無理だろうとの診断だったが、すざましい練習の結果、3本指で演奏をあみだし、みごとに復帰を果たしている。
3本指だけで、あれだけのアドリブソロを弾くとは、、ただただ驚きと尊敬以外なにもない。
私も、少しだけアドリブを弾くがロックやポップスなどは、たいていマイナーペンタスケールかその曲のキーのメジャースケール一発でやっていたが、ジャズではいろいろなスケールをつかったり、コードトーンをつかったりして自分のアドリブを作っていくが、
なかなかジャズの複雑なコード進行にそった、コード感がでるアドリブはまだ上手く弾けない、、
ジャンゴのアドリブは、すごくわかりやすくコード感がでているように感じる。
だからジャンゴのギターアドリブを聞いていると、コードの流れが、目にみえてわかるような感じがした。ジャズ初心者の私には、そう思えた。
ジャンゴの弾いてる、オールオブミーを聴いたとき、こんなコードの流れを感じれるアドリブが弾きたいな、、と思い少しコピーしてみたが、コードトーンを意識することの大切さが、少しわかったような気がした。ジャンゴのお陰である。
コードトーンを意識して、それに自分の気持ちをのせていけるように、ギター頑張りたいと思います。
ある雑誌の評価では、ジャンゴのギターは技巧面だけでなく、表現力でも優れている。
彼のギターピブラートは、世界一叙情的である。

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