
「気になる看板」…『和中薬膳房』
『和中薬膳房』という看板を掲げている中華料理の店が、浅草橋にある。ベラボウに安くて旨い。
(★「和中薬膳」)
薬膳というからには医食同源の発想らしく、それなりの蘊蓄(うんちく)があるようだ。厨房に立つのは、もちろん中国人の亭主。
彼は中国で飛びきり上級のコックだったらしいが、日本で河豚を喰ったのが人生を変えてしまった。
来日して、横浜国立大学やらなにやらでいっぱい勉強して、日本の河豚調理師の免許も取ってしまった。というのは、中国では河豚を喰うのが法律で禁止されているからだ。もちろん営業は出来ない。
因(ちな)みに日本でも江戸時代には、河豚を喰って死ぬとお家断絶という厳しい処罰があった。
『和中薬膳房』という「気になる看板」に惹かれて店へ入った。一年中、中華風河豚(要予約)を喰わせるらしいが、未だ食したことはない。

(写真左から:「ふぐの中華コース」 「北京ダック風ふぐの包み」
「ご主人の自信作! ふぐの茶碗蒸し!」)
一般の薬膳中華は喰ったが、旨い! 一品一品の値段設定が驚くほど安い! 五年物の紹興酒もイケル。一合たったの380也。ボトル一本が¥1000余。
連れて行った仲間は、勘定を払って外へ出た途端、全員必ずこういう。「勘定を間違えたな、ラッキー!」
馬鹿じゃないか、いつもこの値段だ。それくらい、味と分量に比して値段が安いのだ。オタンチン!
★なお、写真の「中華河豚コース」は高い。¥5000~)
平成17年4月29日 YBB
『和中薬膳房』という看板を掲げている中華料理の店が、浅草橋にある。ベラボウに安くて旨い。
(★「和中薬膳」)
薬膳というからには医食同源の発想らしく、それなりの蘊蓄(うんちく)があるようだ。厨房に立つのは、もちろん中国人の亭主。
彼は中国で飛びきり上級のコックだったらしいが、日本で河豚を喰ったのが人生を変えてしまった。
来日して、横浜国立大学やらなにやらでいっぱい勉強して、日本の河豚調理師の免許も取ってしまった。というのは、中国では河豚を喰うのが法律で禁止されているからだ。もちろん営業は出来ない。
因(ちな)みに日本でも江戸時代には、河豚を喰って死ぬとお家断絶という厳しい処罰があった。
『和中薬膳房』という「気になる看板」に惹かれて店へ入った。一年中、中華風河豚(要予約)を喰わせるらしいが、未だ食したことはない。



(写真左から:「ふぐの中華コース」 「北京ダック風ふぐの包み」
「ご主人の自信作! ふぐの茶碗蒸し!」)
一般の薬膳中華は喰ったが、旨い! 一品一品の値段設定が驚くほど安い! 五年物の紹興酒もイケル。一合たったの380也。ボトル一本が¥1000余。
連れて行った仲間は、勘定を払って外へ出た途端、全員必ずこういう。「勘定を間違えたな、ラッキー!」
馬鹿じゃないか、いつもこの値段だ。それくらい、味と分量に比して値段が安いのだ。オタンチン!
★なお、写真の「中華河豚コース」は高い。¥5000~)
平成17年4月29日 YBB