押利鰤子(おしり ぶりこ)です。
28歳の売れっ子エッセイスト、と自称しておりますが、実際はまだまだ若手ですね。
私は得意ジャンルを持っていないため、いろんなテーマで書くことができるのが自慢です。
今回は、「覚えていない夢」について考えてみたいと思います。
皆さんは夢を覚えていますか?
夢は不思議で素晴らしいものですよね。
時には現実でできないことが夢の中で叶ったり、逆に不思議で恐ろしいことが起こったりすることもあります。
しかしながら、私たちは一体どれくらいの夢を覚えているのでしょうか。
私自身、夢を覚えていることは稀です。一晩寝ても、まったく何も覚えていない日もあります。
覚えていない夢、一体どんな夢だったのか。
私たちはそれを経験しているはずなのに、記憶から抜け落ちてしまうなんて、不思議ですよね。
いったい、夢は何なのでしょうか。
夢は一種の記憶なのかもしれません。
私たちが目に見える現実の出来事を頭の中に記憶しているように、夢も同じように脳内に記録されているのかもしれません。
しかし、それでも夢が記憶から抜け落ちてしまうのはなぜなのでしょうか。
考えられる一つの理由は、夢の内容が現実と明確には異なるため、脳が削除してしまうのかもしれません。
私たちは夢の中で、幻想的な光景を目にしたり、未体験の感覚を味わったりします。
それはまるで別の世界に入り込んだかのような感じです。
しかし、夢と現実の境界線は非常に薄いのです。
実際に私たちが目覚めてしまうと、夢の中で体験したことが真実だったのか、嘘だったのかすらわからなくなってしまうこともあります。
覚えていない夢が、本当にあったのかどうか、私たちは決して知ることができません。
それはまるで、フィクションの世界に足を踏み入れてしまい、その出来事が本当だったのかどうか分からなくなるような感覚です。
夢の中で体験したことが、一瞬でも現実になりうる可能性があるのかもしれません。
もしかしたら、覚えていない夢は何か特別な意味が隠れているのかもしれません。
私たちの無意識の中にある願望や思いが、夢の形を通じて現れているのかもしれません。
見ていないけれど感じている何かがある、という感覚に近いのかもしれません。