おはようございます。
昨夜、映画のような夢を見た気がします。
それを文章化すれば、ベストセラー間違いなしのストーリーでしたが、目が覚めた瞬間にその夢はどこかへ消えてしまいました。
とても喪失感があります。
今日は3月11日。
13年前を思い出すと、当時の恐怖がよみがえります。
地震の起きた瞬間、中の人は職場の休憩室で同僚と一服していました。
揺れた瞬間、私のいた地域では震度4くらいだったのですが、長く揺れたのを覚えています。
「この揺れはヤバいぞ」
そう言って工場長が休憩室を飛び出して行きました。
まだスマホなど持っている人はいなかったので、デスクトップパソコンでネットを見るためでした。
震源地が遠く離れた福島沖だったのを知った時、現地ではどれだけ揺れたのだと恐怖を感じました。
それでもその日は残業で、散発的に入ってくる情報と、余震の中世の中はどうなってしまうのだろうと思っていました。
そして余震が続き、世の中が大変な事になっているのに22時過ぎまで残業している自分が勤める会社に絶望を感じていたそうです
その会社も2018年の北海道胆振東部地震の時に停電で稼働できなくなり、それまでは日曜休日祭日も関係なかった会社が一週間も営業できなくなって、それ以前からの営業不振も重なってトドメを刺されて倒産したそうです。
そう言えば昨夜の夢には、おいしそうな天津飯が出てきました。
その美味しさが夢の中で味わえたらいいのに、起きてしまえばただの幻でした。
それでも、何だか満足感が残っている不思議な感覚があります。
昔から夢を見ることは、現実逃避や願望の反映と言われています。
でも、その儚い夢の中で少しでも幸せを感じることができるのなら、私たちの日常も少し軽やかになるのかもしれません。
そして、目が覚めた瞬間に忘れてしまう夢も、その瞬間までの幻想を楽しむことも大切なのかもしれません。
今日もまた平凡な日々が続く中で、儚い夢を見ることで少しでも癒されることができるかもしれませんね。
そんな風に考えながら、私は今日も穏やかな日常を過ごしていこうと思います。
儚い夢も現実も、両方を楽しんでいけるように。
何気ないことに幸せを見出して、心豊かな一日を過ごしたいと思います。
では、今日も頑張ろう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます