こんにちは。中島です。
先日、社員と食事に行った時の話です。
社員Aが自分のチームのスタッフの良いところを熱心に私に語っていました。
私は黙ってその話を聞いていたのですが、フッとある事に気付きました。
「彼ってこんなに人の良いところ語る人間だったっけ???」
社員Aが今のポジションに就いたころは自分のチームのスッタフのダメなところしか語っていない印象でした。
社員Aの話をよくよく聞くと周りからのアドバイスを間違った解釈にとってしまったり、仕事の取り組み方を勘違いしてしまったりと彼なりに苦悩したとのこと。
そんな苦悩を経験してやっとチームというものを分かってきたような気がすると社員Aは言っていました。
正直なところ社員Aはまだまだ胸を張れる業績を何年も残していません。
そんな社員Aを私は『業績を残していない』=『成長をしていない』と間違った解釈をしてしまい、自分のチームのスタッフのダメなところしか見ない人間と勝手に印象を持ってしまっていたのです。
今、思い返せば彼が成長しているふしは沢山ありました。
人を育て、人に指示し、人を束ねる立場の私がそんな事さえ気付けなかったとは情けない話です。
社員Aは成長に年齢、学歴、センスは関係ないことを私に教えてくれました。
毎日、怒られても逃げたくなっても発狂しそうになっても自分と向き合い続け、目の前の人と向き合い続ければ少しだけでも成長できることを教えてくれました。
私もスタッフに教わることがまだまだありそうです。=成長できる伸びしろはまだありそうです。
ではまた。
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