オスティナートハウジングの愉快な仲間たち

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少しでもまともな人間でいたい

2023年11月27日 | 会長の一言二言三言・・・

こんにちは。中島です。

 

私、学生時代から数えると数々の仕事をしてきました。

お好み焼き屋から始まり建築土方、バーテンダー、飲み屋のお兄ちゃん、などなど。

その中で結構長く宝飾関係の営業をやっていた時期がありまして。

宝飾品は生きていくのに絶対に必要な物ではありません。

そして決して安い物でもありません。

しかしあったら嬉しい物なのです。

そんないわゆる贅沢品と言われる品を販売する為に私が心がけていた事が

”販売をする覚悟”

人は金額が高ければ高いほど不安を感じます。

『後で後悔をしたらどうしよう』

『紛失したらどうしよう』

『この商品に何かあった場合はどこに相談したらよいのだろう』

というふうにその商品を気に入れば気に入るほど不安の数も比例して増えていきます。

そんなお客様にいち個人の私が出来ることは最後まで販売をした責任をとるということです。

当時、何人かのお客様から「もし中島さんが会社を辞められたらどうしたらいいの?」という問いがありました。

私は「もし私が会社を辞めても、この業界を去っても連絡を下さい!」と答えていました。

まぁ~営業マンのお決まり文句と言われてしまえばそれまでですが、私は本気でそう思いそう伝えていました。

そしてつい数日前、私から購入をして頂いたお客様からネックレスの修理依頼の連絡をいただきました。

もうかれこれ20数年前のお客様ではないでしょうか。

もちろん私は現在、宝飾業界を去っていますので断ることも出来ます。

しかし私の覚悟を信用してくれたお客様を裏切り哀しませる事は絶対にしたくありませんので、あらゆる手段で修理ができる所を探し、無事に修理の依頼をする事ができました。

 

 

現在、弊社にも何人かの営業マンがいますがはたしてどこまでの覚悟責任をもってお客様と接しているのでしょうか。

覚悟責任があればお客様からどんな難題も真っ向から向き合える。

覚悟責任があればどんなに忙しくてもすぐに対応が出来る。

覚悟責任があればどんなに面倒なことでも目を逸らさない。

覚悟責任があればいつ何時でもお客様優先で動ける。

 

一流の営業マンではなかった私が一流の安心感をお客様に持っていただく為に行きついたところがこれだったわけです。

自分のお金なら大事にするのに、他人のお金は大事に思わない。

これって強盗と同じ思考なのです。

自分のお金以上に他人のお金を大事に思える人間が一流の人間、一流の営業マンの第一歩ではないでしょうか。

 

 

さて。

あと2週間ほどで修理中のネックレスをお客様に届ける事ができるので、その時お客様が喜ぶ顔が楽しみですね。

 

 

 

ではまた。


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