チャーリーの青空トーク

60を過ぎた頑固ジジイが、ライフワークの「姓名判断」と「幸福に生きるには」を勝手に語るブログ。

福島第一原発事故

2011-08-30 08:47:07 | 原発事故
今日は福島第一原発の事故について・・・。

3.11日の震災は、今までニュースなので見て知っている地震・津波の災害
とは桁違いの被害でした。

あらためて、亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。

今回の災害にはとんでもない「おまけ」が付いていました。 そう、「原発事故」
です。チャーリーは中学生の頃から「東海大地震がいずれ来る。」と教えられ、東
海地震の想定域からさほど遠くないところに住んでおりました。 その後、想定
域に浜岡原発が立地しておりしかも稼動していると知り、その頃から、地震と原発
の知識を常にセットで自分なりに勉強していました。

特に、阪神大震災(1995年)が起こってからは、自分の中では原発は地震には耐え
られないだろうと感じていました。 具体的には、原子炉施設の中を縦横に走る、人
体で云えば血管や神経に相当する無数の配管。それらの重要な設備が地震には耐えら
れないだろうと感じたからです。 11年前に僕が家族を連れ、海外での生活を選択し
た理由の一つは、東海地震が来たら浜岡原発は耐えられない。 浜岡から東の広大な
地域には放射性物質で汚染され人が住めなくなる。と判断したからです。

結果、浜岡と福島の違いこそあれ、僕が想像した原発事故は当たってしまいました。

今回の事故の原因は、津波による交流電源の喪失ということになっています。 地震
や津波による建屋そのもののダメージは少なかったようですか、結局周辺設備への被
害で、冷却が出来ずにメルトダウン。  曾有の原発・放射性物資の拡散事故です。

事故当初、菅総理は20年・30年は原発周辺は戻れない。と仰られマスコミ・地元
知事から叩かれていましたが、私もそう思います。 多分、福島県とその周辺は人が
住めなくなるでしょう。

このまま、収束が長引けばいづれは東京も同じことです。


自然災害、地震・津波の被災からの復興は、そりゃ出来ますよ。 でも、原発災
害だけは・・・。 

僕が今思っていることは、福島の方々をはじめ、放射線が拡散している地域の人は
安全なところへ避難して欲しい。と・・・。 それしか、道は無いように思えます。

みなさんそれぞれお仕事や、様々な理由でそう簡単には出来ない事は解っていますが
命を守るため、お子さんや赤ちゃんを守るために是非アクションを起してほしいです。
 

原発は何ももたらしません、大きなリスクと膨大な核爆弾の材料である核廃棄物を
もたらし、ほんの僅かな電気だけしか生み出さないモノです。 危険極まりないブ
ラック・ホールです。  人命を飲み込み、膨大な金を消費し、土地を奪い、その
挙句に負の遺産である危険な放射性廃棄物を残すだけ。


チャーリーはもう日本へは戻らないでしょう。 このまま海外で暮らします。
放射線が怖いので、家族を被曝させたくないので日本を捨てなくてはなりません。

子供達は残念だと思うかも知れませんが、日本の土を踏ませたくありません。

放射能の拡散ということは、人々から国を奪うということです。

仕方ありませんよね、命を優先しなくてはなりませんから簡単です。 生きるか?
死ぬか? ですから。  答えは簡単です。  

僕は大変幸運です、財産も無ければ何も無いですから。 全くシンプルに答えが出せ
ました。 おかげで、今は毎日安心して眠りに付くことが出来ます。

思いますが、その決断は自分でするしかありません。 国や役所は何もやってく
れません。 

どうか、自分の家族は自分で守ることを実行してください。 特に、赤ちゃんやお子
さんがいる方。お腹に赤ちゃんがいるお母さん。 

どうか、逃げる方法を見つけて行動を起こして下さい。  放射線障害は明日・明
後日と差し迫ったものではないかも知れませんが、数年後障害や疾病が現れた時に
は遅いんです。

今回の大震災で、我々の価値観は砂上の楼閣だと云うことが解りました。 お金や
財産は一瞬にして無くなってしまうということ。 そんなモノは命とどちらが大切か?
と天秤に掛けるまでも無いモノです。 そして大切なことは生きているこ事。

何か大変突飛な話になってしまいましたが、本音です。

原発事故に関しては、これからも時々語っていきます。  そして、小さな声ですが
「反原発・脱原発」の声を挙げていきます。


チャーリー



















最新の画像もっと見る

コメントを投稿