「あの馬」を再検証する…！？

と言うわけで今週末はＶＭです。が…そこには前年の桜花賞馬である
ハープスターはいません、繋靱帯炎に加え種子骨靭帯炎を患った
ため、引退と相成りました。しかもそれどころか、先日キンカメと交配
処女喪失までしちゃいましたｗ…脚やって引退した馬に種付けとか、正気の沙汰じゃねぇなｗ

まぁそんなことはどうでもいいんです。今回はいつかやった「検証」の
続編っぽい何か、をやろうと思います。


札幌記念後、彼女は凱旋門・ＪＣ・京都記念・ドバイシーマＣと牡馬の
一線級相手のレースばかりを使いました。が結果はほぼ全て惨敗と
言う体たらく。まぁ陣営が、ジェンティルドンナ級と勘違いしてこういった
使い方になったのが全てでしょう。そもそも札幌記念のレース後、俺は
はっきり言いましたよ。「この競馬なら秋華賞でも勝ち負け」と。

それなのに、なにを思ったか凱旋門ですよ。で雌雄決したあとに末脚
発揮しての６着…。これで現実思い知れば、何て事は無かったんです。

その次がＪＣ、直線で上がり最速と言う彼女のアイデンティティはこの
レースから崩壊しました。
（勝ち馬エピファと同タイムで、上がり最速はスピルバーグ。

まぁ上記の札幌記念自体、まくり競馬に転じ上がり最速と言うこの馬の
アイデンティティを無くしたんですが…（ちなみに上がり最速はゴルシ。
でもアレは、「結果重視」故に上がりを犠牲にしたと言うべきですが。

トレーディングレザーに不利受けたのを敗因言い訳にしてましたが、
同じように不利受けたスピルバーグが３着に来てるのに、その言い草は
如何なもんでしょうかね。

そして古馬初戦、ドバイ遠征を見据えての京都記念です。彼女にとって
図らずも国内最後のレースです…。レース前に調教師は言いました。
「ここで負けているようじゃ、世界だなんて言えない」と。…で結果は
５着…。キズナが骨折明け＋太目残り（これは未だ続いているがｗ）
だったからまだ酌量の余地はあったけど、こっちは目で見てはっきり
分かるレベルでの完敗でした。まぁスズカデヴィアスに負けた地点で、
以前の俺の検証に間違いがなかったことが立証されましたなｗ

この惨敗の要因は、間違いなく距離の問題でしょう。あの止まり方なら
間違いなく…。それなのに何故かドバイに遠征、しかも距離オーバーが
立証された２４００のドバイシーマクラシック…。その顛末は言うまでも
ありません。調教師の無為無策で、馬が壊された…。まぁ正直命が無事
なだけでも救いだった、そう思います。

その調教師、松田博資師も来年２月末で定年引退します。その過程で
多くの栄光を手にしてきました、がその裏で何頭もの有望な素質馬を
潰してきたのも事実です。それだけはどうしても言いたかったんでｗ

ではまた。