おはようございます。
久し振りに雨☂️が降ってる蕎麦の国です。
5時の防災情報によると、午後には黄砂もお降りになるようですが.°(ಗдಗ。)°.
さて、GWも明日で終わりですが、いかがお過ごしですか?
私は、予定通り2日と3日に実家に帰りただひたすら稲を植え付けました。
田植えと言っても、テレビでたまに見る皇居にお住いの方は、手で植え付けしておられるようですが、
庶民の田植えの実態はこのような物を使っております。
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とは言っても、私の実家は中山間農業地域でございまする。
下の図の左側の山の中。
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その昔に、父母はお星様になりましたので、実家は兄貴が頑張っていますが、
農繁期には、猫の手🐱も必要です。
本日の投稿は、田んぼ作りについてご紹介しますので、18歳以下の方でも入場できますよ〜。
田植えに先立ち、このようなトラクターで田んぼを耕します。
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一台約250万円也。
(近所のジジババに頼まれてる田んぼも含め、1町=10.000平方メートルしかありませんので、一年に6日しか使いません)
トラクターで、荒起こしと、代(しろ)かきが終わると田植えですね〜。
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それでは、アクセル吹かしてレッツゴー
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途中の障害物に、愛車の植え付け部を当てたら田植えは即中止となるので運転には優しくソフトで、更に慎重さが求められます。従ってなんぞかんぞテクニックは上達しますよ〜。
水路の溝に設けているゴムは少しはこすっても

これには勝てませぬ。
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植え付けも順調に進んで行きます。
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我が家の田んぼは、四角いものではないので終盤にかかると、曲線植え付けになり苗を無駄にしないように4条植えから2条植え付けへの切り替えやバック、方向転換、縦列等のテクニックを駆使しなくてはいけません。
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更に最も小さな田んぼは、台形かつひし形に曲線付きで
パワステ無しの安めの機械では腕の筋肉痛も覚悟しなくてはなりませぬ。!
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マシンの構造はこんな感じ
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上の画像
アクセル、ブレーキ、走行、作業レバー等
下左側
植え付け部の上げ下げ、田んぼの硬さに合わせてフロート油圧の感度調整レバー
下右側
植え付け本数や植え付け深さの調整レバー。
そして、田植機の心臓部
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この先端の箸みたいな爪で、回転しながら正確に苗をつかんで植え付けて行きます。
我が家の田植機、約75万円也(一年で2日しか用事はありません(≧∇≦))
そして、田植えが終わると除草剤や殺虫剤の散布に使う噴霧器の出番
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(約5万円 これも一年で3日しか使いません)
米も実り収穫の時期になると、刈取りに必要なコンバインの出番です。
一台 百万円ですがこれも4日しか使いませんよ。!
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操作レバーはハイテクでゲーム感覚🕹🎮です。
米を運ぶ運搬車
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上の三輪が25万円 下のキャタピラー式が50万円⇨運搬車は年間を通して良く使います。
刈り取った米は乾燥機に入れて、適度な水分にしなくてはいけません。
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乾燥機は約50万円程度で5日程活躍します。
出荷前に米のモミガラを取り除いて玄米にする機械が、モミスリ機
約75万円 これも5日程しか出番無し。
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さらに自宅で食べるには、精米機も必要ですね。
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これも良く使いますが、お値段も45万円程度。
このほか、草刈機や草取り機が必需品、少し贅沢品となると排水のための溝たて機、畔塗り機などを購入すると、歳をとっても多少長く稲作ができますよ〜。
最後に収支のお話し。
①収入の部
実家の田んぼは、約6反(6,000平方メートル)です。
米の取れ高は、平均8俵/1反×6反=48俵(60キロ/俵×48俵=2880キロ)
米の出荷価格は、17500円/俵×48俵=84万円(年間の総収入)
②支出の部
機械の購入代金
675万円。
だいたい、15年〜20年で買い換えるとして、平均を17年とすると
675万円÷17=40万円/年の損量ですね。
これに稲の苗の購入代金が908円/ケース×120ケース=約10万円
飼料代や除草剤、燃料代金を4万円とすると
支出合計は40+10+4=54万円
③よって、年間の利益は
84ー54=30万円也。
お米を作っても中山間地域では1ヶ月の給料分しかできません。.°(ಗдಗ。)°.
我が家の10倍の面積を作っても年収は300万円
比例して機械が大型化するので実質は250万円程度。
④年収750万円稼ぐには、
0.6町(6反)×10倍×3倍=18町=18万平方メートル
⇨430×430メートルの四角型の田んぼが必要ですね〜。
誰か、無料、無税で土地を分けてくださ〜〜い。m(_ _)m
身も心も疲れはてましたが、帰路の林道脇に野生のふじの花が咲いてました。
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久し振りに雨☂️が降ってる蕎麦の国です。
5時の防災情報によると、午後には黄砂もお降りになるようですが.°(ಗдಗ。)°.
さて、GWも明日で終わりですが、いかがお過ごしですか?
私は、予定通り2日と3日に実家に帰りただひたすら稲を植え付けました。
田植えと言っても、テレビでたまに見る皇居にお住いの方は、手で植え付けしておられるようですが、
庶民の田植えの実態はこのような物を使っております。
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とは言っても、私の実家は中山間農業地域でございまする。
下の図の左側の山の中。
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その昔に、父母はお星様になりましたので、実家は兄貴が頑張っていますが、
農繁期には、猫の手🐱も必要です。
本日の投稿は、田んぼ作りについてご紹介しますので、18歳以下の方でも入場できますよ〜。
田植えに先立ち、このようなトラクターで田んぼを耕します。
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一台約250万円也。
(近所のジジババに頼まれてる田んぼも含め、1町=10.000平方メートルしかありませんので、一年に6日しか使いません)
トラクターで、荒起こしと、代(しろ)かきが終わると田植えですね〜。
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それでは、アクセル吹かしてレッツゴー
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途中の障害物に、愛車の植え付け部を当てたら田植えは即中止となるので運転には優しくソフトで、更に慎重さが求められます。従ってなんぞかんぞテクニックは上達しますよ〜。
水路の溝に設けているゴムは少しはこすっても
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これには勝てませぬ。
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植え付けも順調に進んで行きます。
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我が家の田んぼは、四角いものではないので終盤にかかると、曲線植え付けになり苗を無駄にしないように4条植えから2条植え付けへの切り替えやバック、方向転換、縦列等のテクニックを駆使しなくてはいけません。
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更に最も小さな田んぼは、台形かつひし形に曲線付きで
パワステ無しの安めの機械では腕の筋肉痛も覚悟しなくてはなりませぬ。!
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マシンの構造はこんな感じ
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上の画像
アクセル、ブレーキ、走行、作業レバー等
下左側
植え付け部の上げ下げ、田んぼの硬さに合わせてフロート油圧の感度調整レバー
下右側
植え付け本数や植え付け深さの調整レバー。
そして、田植機の心臓部
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この先端の箸みたいな爪で、回転しながら正確に苗をつかんで植え付けて行きます。
我が家の田植機、約75万円也(一年で2日しか用事はありません(≧∇≦))
そして、田植えが終わると除草剤や殺虫剤の散布に使う噴霧器の出番
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(約5万円 これも一年で3日しか使いません)
米も実り収穫の時期になると、刈取りに必要なコンバインの出番です。
一台 百万円ですがこれも4日しか使いませんよ。!
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操作レバーはハイテクでゲーム感覚🕹🎮です。
米を運ぶ運搬車
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上の三輪が25万円 下のキャタピラー式が50万円⇨運搬車は年間を通して良く使います。
刈り取った米は乾燥機に入れて、適度な水分にしなくてはいけません。
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乾燥機は約50万円程度で5日程活躍します。
出荷前に米のモミガラを取り除いて玄米にする機械が、モミスリ機
約75万円 これも5日程しか出番無し。
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さらに自宅で食べるには、精米機も必要ですね。
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これも良く使いますが、お値段も45万円程度。
このほか、草刈機や草取り機が必需品、少し贅沢品となると排水のための溝たて機、畔塗り機などを購入すると、歳をとっても多少長く稲作ができますよ〜。
最後に収支のお話し。
①収入の部
実家の田んぼは、約6反(6,000平方メートル)です。
米の取れ高は、平均8俵/1反×6反=48俵(60キロ/俵×48俵=2880キロ)
米の出荷価格は、17500円/俵×48俵=84万円(年間の総収入)
②支出の部
機械の購入代金
675万円。
だいたい、15年〜20年で買い換えるとして、平均を17年とすると
675万円÷17=40万円/年の損量ですね。
これに稲の苗の購入代金が908円/ケース×120ケース=約10万円
飼料代や除草剤、燃料代金を4万円とすると
支出合計は40+10+4=54万円
③よって、年間の利益は
84ー54=30万円也。
お米を作っても中山間地域では1ヶ月の給料分しかできません。.°(ಗдಗ。)°.
我が家の10倍の面積を作っても年収は300万円
比例して機械が大型化するので実質は250万円程度。
④年収750万円稼ぐには、
0.6町(6反)×10倍×3倍=18町=18万平方メートル
⇨430×430メートルの四角型の田んぼが必要ですね〜。
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身も心も疲れはてましたが、帰路の林道脇に野生のふじの花が咲いてました。
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