今更ながら、美輪明宏さんの「ああ正負の法則」を、図書館で借りてきて読んでみました
番組中でも、美輪さんがよく口にしていたことなので、知っている人も多いことでしょう。
正負の法則というのは、地球の法則。つまりこの地球上の出来事すべては、「昼と夜」「男と女」「光と影」といった相反するふたつのものが、バランスを取りながら成り立っているということです。
ですから、良いこともあれば、悪いこともあり、良いこと続きの人生はありえないし、逆に、悪いことの続きの人生というのもありえないのです。
とすると結局、人は誰も不運から逃れることはできないのか😨 …と、気落ちしそうにもなりますが、幸福感を得るためには、不幸体験は必要なもののようです。
白の白さを際立たせるには、黒い色は効果的です。幸せ一色の中にあり続けていては、幸せであることには一生気づけません。
大きな幸福を得れば、それだけ大きな負の代償を払うことになります。先に負を払っておき、後から大きな幸運をもらうケースもあるようです。そんな意味では、若い時期に苦労を積み、ある程度の年齢になってから成功をおさめる大器晩成型の人は、負の先払いをしているので、成功した後に転落することは少ないですね。
逆に、若い時期に一躍大成功を手にした人は、早い時期に転落したり、病気をしたり、人に騙されたりといった不安定なその後が待っていることが多いような気がします。
とすると、負の先払いをしておかなければ、後でひどい目に遭うのか、という恐怖心を起こさせてしまうかもしれませんが、負の払い方にはいろいろあるようです。
負のとらえ方、払い方、の考えについては、こちらに書いてます。