今回は正負の法則の、活用方法について、私なりに考えていることを書いてみたいと思います。
たとえば、「私は幸運体質だし、ポジティブ思考だし、悪いことなんて起こらないのよ~」と、幸せオーラをいっぱいに放っている人でも、その人にとって不都合なことやストレスとなるような出来事は、必ず起こっているはず。
すべてに恵まれ完全な幸せを手にしているように見える人に限って、人には知らされない部分において、大きな苦を背負っていることは多いものです。
ただ、その自分に与えられた「苦」に対し、「苦しい、辛い、逃げ出したい」というようなネガなとらえ方をせず、「自分に与えらた試練や課題」といった、前向きで冷静なとらえ方ができる人も存在します。
そのような人は、自分の「苦」の部分を人に愚痴ったりしないので、不幸とは無縁の幸せ一色の人に見えかもしれません。多くの人達はそのような人に憧れ、「ああ。私もあの人のように、不幸知らずの幸せ人生を送れるようになりたい」と願います。
でも、普通の人はなかなかそのような境地に達することはできません。
生きていれば、やっぱり悪いこと、苦労すること、はやってきてしまうのです。そして、「ああ。私にはやっぱり幸せはつかめない。。ダメ人間😭 」と落ち込んでしまう人は数知れず。
でも、このように落ち込んでしまいがちな人こそ、発想をちょっと変えれば、悪いことが起こったときに、気持ちを軽くすることはできると思うのです。
そこで思い出したいのが「正負の法則」
自分にとって、損をするようなこと、ガッカリするようなこと、苦労するようなことが起こった際には、「幸せ(正)」をもらうための、「苦=(負)」の支払いや貯金をするチャンス!と思うことです。
多くの人は、悪いことが起こると、とにかく自分の持っているエネルギーが低下したり、運が減らされたりといった損失感につながると思うのですが、逆の発想を持った方がいいのです。
損してこそ得が取れるのです😉 。
ですから、苦労を避け、楽な道ばかり選んでしまっては、負のポイントはいつまでたってもたまらず、それを幸せと引き換えることはできません。今のこの苦労が幸せ貯金になっているんだ、と気づけば、苦労は苦労でなくなっていきます。
トイレ掃除など、みんながやりたがらない所の掃除や、困っている人をサポートしてあげることは、大きな負の支払いになるようです。
病気や事故のような高額な「負」の突然請求を避けるためにも、日頃から、コツコツと良質な「負」の支払いや貯蓄には励んでおきたいと思っています。