不安なとき、自信がないことに着手するとき、周囲の人からはどんな言葉をかけられたいですか?
たぶんほとんどの人は「きっとうまくいくよ!」とか「大丈夫!大丈夫!」といった、ポジティブで安心感のある言葉を求めていることだと思います。
そのような言葉って、人を成功に向かって後押ししてくれるような、力強いパワーもありますよね。
でも、現実には更に不安をあおるような ネガティブな言葉をかける人というのが、世の中には意外と多いのです。
「そんなことをして、失敗したらどうするの?」とか「そんなの無理!無理!」といった周囲からの反応により、多くの人は動揺し、出せる力が十分に出せなくなります。
自信を持って頑張れば100出せる力も、周囲の反応ひとつで簡単に半分の50とか30とか。場合によっては0にさえ落ち込むことだって考えられます。もちろんその逆に、周囲の励ましがその人の力を倍にすることだってありますね。
多くのドクターは、完全に治る保証ができない限り、「大丈夫、治りますよ」とは言わないようです。安易に「治る」と言っておきながら、治らなかった場合には、患者さんから責められることを危惧してのことでしょう。
多くのドクターは、完全に治る保証ができない限り、「大丈夫、治りますよ」とは言わないようです。安易に「治る」と言っておきながら、治らなかった場合には、患者さんから責められることを危惧してのことでしょう。
それどころか、予防線を張って、最悪の可能性のほうを先に告げておくことすら多いものです。ただ、保証ができないことでも、「治りますよ」というドクターの言葉があるとないとでは、自己治癒力の高まり方にもかなりの差が出るような気がしますが・・・。
「大丈夫!心配ないよ」と誰かに言われたことで、背中を押されたり、安心感を得られたことは誰もがきっとあることでしょう。逆に、「大丈夫!心配ないよ」と励まされやってみたら失敗し、励ましてくれた人のことを恨んだことはありますか?
「大丈夫!心配ないよ」と誰かに言われたことで、背中を押されたり、安心感を得られたことは誰もがきっとあることでしょう。逆に、「大丈夫!心配ないよ」と励まされやってみたら失敗し、励ましてくれた人のことを恨んだことはありますか?
また、そのことで後々恨まれたことはありますか?たぶんほとんどの人は、そのことで恨んだり恨まれたことは滅多にないはずですよね。
それよりもむしろ、失敗や危険を予測し不安をあおるような言葉を投げかけられたことの方が、後々まで不快感を引きずりやすいのではないでしょうか。
それよりもむしろ、失敗や危険を予測し不安をあおるような言葉を投げかけられたことの方が、後々まで不快感を引きずりやすいのではないでしょうか。
不運に好かれる不幸体質の人というのは、不安をあおるような言葉を人に対しても平気で投げかけます。さらに困ったことに当人達には悪気はなく、それが相手のため、と思って口にしてしまうようです。
そのような人からの言葉には、できるかぎり乱されないようにしたいと思います。また、うっかり自分自身が人に対し、そのような言葉を投げかけてしまわないようにも気をつけたいです。
「大丈夫!」という言葉は、ときには無責任な励ましに聞こえるかもしれないけれど、私にとっては不安解消効果のある魅力的な言葉です。