お気楽ナチュラリスト

都内に住んでも心はナチュラリスト。
週末は山と川で遊びたい。

小屋明け

2015年05月04日 | 釣り
親父は77歳になるが、ここ半年ばかりすぐに体調を崩すようになった。
3月には腫瘍が見つかり、4月に緊急手術。
いったん退院したものの、予後が思わしくなく体調不良が続き、再入院となった。
もともと丈夫な親父ではあったが、後期高齢者になれば、それなりの病気が待ち構えているというものか。
おふくろは、今回のことで相当落ち込んでいる。気をもみすぎて病気にならなければよいが。


そんなこともあり、今年の小屋明けは私が引き受けることになった。
心配性なおふくろは、あれはどうなっているか見てきてくれ、あれが足りないはずだから気を付けて、賞味期限切れの調味料類は使わないように、水はどうこう、ガスはどうこう、木の枝があーだこーだ、と行く前からやたらアドバイスをしてくる。ねっからの田舎の人間なのである。



私自身、最後に小屋に来たのは2013年9月のラスト釣行の時
およそ1年半ぶりになる。

隣に新たに家が建つようで、森の木が伐り倒され、造成されていた。
変わったのはそれぐらいで、小屋の様子はほぼ変化なし。
水も、ガスもOK。
木の家というのは、どこかに隙間があるもので、冬の間に結構な量の虫が入り込んで、そのまま成仏している。
スズメバチとか、カメムシとか、コオロギとか、てんとう虫とか…。
虫嫌いのカミさんと娘を連れてきたら、卒倒しそうだな(笑)
すべての窓を開けて風を通し、中の掃除をして、ひと段落。


ああ、さっぱりした。

と思ったら、越冬に成功したカメムシがいつの間にか出てきて網戸の内側に数十匹張り付いている。
いったいどこに隠れていたんだ???
網戸をバーンとたたくと、ぽとぽと落ちる。網戸を開けると、ぶーんと森に向かって飛んで行った。やれやれ。


4月は急激に暖かくなったせいか、タラの芽はもう終わっていたけど、コゴミ、ワラビ、行者ニンニクが収穫できた。


さっそく男料理の腕を振るう。

ワラビと行者ニンニクは、お浸しに。
コゴミは半分天ぷらにして、残りの半分は豚肉と一緒に炒めた。
これが絶品! コゴミのしゃきしゃきした食感と豚肉の脂が実に合う。
ワラビはねっとり、行者ニンニクは、歯ごたえのよさと鮮烈な香りで箸が止まらない。
サワーを2本飲んで、すっかりいい気分になってしまった。



近くの川で釣りもちょこっとしてきた。

ゴールデンウィーク中はどこも太公望だらけだろうから、マイナーな川がねらい目なのだ。



魚の反応はまずまずだけど、アップでは魚が追い付けない。
ダウンでねちねち粘ると、イワナが顔を出す。


7寸程度のイワナ3匹でおしまい。
今季初のイワナだったので、サイズは関係なくうれしい。


次は6月下旬ころかな。
草刈りがメインになりそうだ。
コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 春といえばこの味(パート2) | トップ | 立夏 »

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (masuturi)
2015-05-07 09:50:17
川に山菜に森の中の小屋!
休日に必要なものが全部そろっているじゃないですか。
良い休日になりましたね。
返信する
お返事 (papachan)
2015-05-09 07:08:25
masuturiさん、おはようございます!
久しぶりに行ってきました。
もう少し釣りの時間を長くとれると最高なんですけどね。
ちょっと遠いのが難点でしょうか。
杣小屋でございますが、よろしかったら遊びに来ませんか。
返信する
Unknown (sora)
2015-05-11 21:16:10
以前にお邪魔させていただいた事を懐かしく思い出しました。
しかし、その料理季節感があって良いですね~。
返信する
お返事 (papachan)
2015-05-12 21:04:00
>soraさん
こんばんは!
あの時のフキ味噌パスタの味が忘れられません。
また、遊びに来てくださいね。
返信する
Unknown (Landlocker)
2015-05-15 19:43:58
山菜づくしは美味そうですね。
呼んでいただきたかった(笑)。
月一でしたら、連絡お待ちしておりますよ。
コラボしましょ。
返信する
お返事 (papachan)
2015-05-16 09:58:24
Landlockerさん、こんにちは!
今回は時間が読めなかったり、釣りができても短時間だったりでしたので、かえってご迷惑になるかと思いまして、お声をかけしませんでした。
6月にまた行きますので、その時はよろしくお願いします!
返信する

コメントを投稿