お気楽ナチュラリスト

都内に住んでも心はナチュラリスト。
週末は山と川で遊びたい。

秋の釣りは難しい

2024年09月16日 | 釣り
私の誕生日に娘が畦地梅太郎のポストカードセットをプレゼントしてくれた。
愛媛に旅行に行った際に手に入れたとのこと。
巨匠の版画・山男シリーズは、山をやっている者なら誰しも知っているし、ファンも多い。
私もその一人。

ポストカードとはいえ、せっかくなのでインテリアとして飾りたい。
額縁を探したが、既製品では適当なものが見つからない。
すると、息子が「なんなら作ろうか?」とうれしい提案。
大学に落ちているモノ(美大は、なんでも落ちているらしい(笑))をかき集めて、材料費ほぼゼロ円で制作。
きちんと加工センターで製材したり、釘を1本も使わず楔で仕上げたりして、芸が細かい。
予想以上の出来栄えで驚いた。
嬉々として小屋の壁に飾った。


すばらしい。いつまでも眺めていられる。


さて、渓流シーズンも残りわずか。
自由になる時間は少ないが、がんばって釣りに出かけた。
しかし、がんばっているときほど、返り討ちに合うのはいつものこと。
気合と釣果は反比例するにきまっているのに、未だに学習できていない。

1200mの入渓点から30分かけて谷に下りる。
キノコがたくさん出ていたが、どれも食べられそうにない。
猛毒のタマゴダケモドキは、初めて見た。
色は本家のタマゴダケの方が赤くて毒々しいが、見た目と可食は関係ないところがキノコの奥深いところだ。



苦労して谷底に下りたのに、減水傾向でがっかりした。
この前の台風の影響は、全くなかったのだろうか。
いまさら移動するのも厳しいので、意を決して遡行開始。



どこもかしこもちょろちょろで、ルアーにとっては厳しい状況だ。
イワナはいることはいるのだが、水が少ないせいか超ナーバスになっている。
3時間以上遡行して、なんとか2尾キャッチできた。




これ以上は水が少なすぎて釣りにならん。
は~、なかなか一筋縄ではいかない。
秋の釣りは本当に難しい。


ふと足元を見ると、黄葉した落ち葉
猛暑は続いているが、秋はちゃんとやってくる。


禁漁まであと2週間。
ラストチャンスはあるのだろうか。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 秋の入り口 | トップ | 暑さ寒さも彼岸まで »

コメントを投稿