お気楽ナチュラリスト

都内に住んでも心はナチュラリスト。
週末は山と川で遊びたい。

小屋の応急処置

2021年04月04日 | ファミリー
年中行事である春の小屋開けは、たいていハプニングから始まる。
わずか4ヶ月とはいえ、冬を越すということは、それなりに大変なことなのだ。


今回は玄関前に立っている松の木の太い枝が折れて落ちていた。
幸い小屋には直撃しなかったようで、そこは不幸中の幸いであった。



チェーンソーを出してきて、ささっと解体。
あとは予定していた補修作業を息子とともにえっさほいさと進めていく。

玄関のステップが腐ってきていたので、石板を敷いて補強する。
手すりの柱もガタついてきたので、杭を打ち込んで金具でとめた。
どっちも見栄えは悪いが、素人でできる応急処置はこれくらいが限界である。
これで数年は何とかなるだろう。
いよいよダメになったら業者に依頼するしかないな。


水とガスは、問題なし。
実はこれが一番ドキドキする。
給湯器からお湯が出ると毎年ホッとするのだ。


部屋の掃除をしてから布団を干して、小屋まわりの落ち葉はきと側溝清掃。
焚火が始まれば、前半戦終了。
火が落ち着く頃、放り込んでおいたジャガイモもいい感じに焼けてくる。



ベイクドポテトと厚切りベーコン。
毎年変わり映えのない定番メニューだが、これが一番うまい。





もちろんフキノトウも摘みに行く。
日当りのいい場所はだいぶ伸びていたが、日陰には食べごろが出ていた。

天ぷらにしようと思ったが、息子は天ぷらよりフキ味噌がいいという。
みりんが無かったので、ウイスキー入れて作った。
心なしか香りがよくなり、コクが出たような…。


夕飯は、フキ味噌パスタ。
以前soraさんが作ってくれたのを再現してみた。
フキ味噌を麺つゆで伸ばすのがコツなのだ。
具材は、鶏肉とアスパラとエリンギ。

フキノトウの香りが食欲をそそる。
あっというまに平らげてしまった。


翌日は、部屋の改良作業。
夏になると和室にハチが現れる。
原因は、長押と壁板の間の隙間。
長押の中をのぞくと、壁板が中途半端に切れて断熱材が見えている。
ハチが外から屋根裏に入り込み、そして壁板の隙間から侵入しているということが昨年ようやくわかった。
長押で見えないと思って、大工が壁板をケチった結果だ。ちくしょー。

ホームセンターで適当な板材を買ってきてはめ込み、隙間にシリコンを充填した。
これでしばらく様子を見よう。


二日間にわたって、息子もよく働いた。
papachan家の戦力として頼もしいかぎりである。

帰りはいつものお店で蕎麦を手繰る。
息子は、くるみだれがお気に入りだ。


次に来るのは5月か6月か。
今回の応急処置の経過を確認しに来ないとね。
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2 コメント

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小屋開け (高崎)
2021-04-06 18:08:32
papachanさんのシーズンは小屋開けから始まるというわけですね。
僕の別荘は会津のマンションなのですが小屋持ちは毎年の営繕も大変でもあり楽しみでもあるのではないでしょうか?

親子での小屋開け、素晴らしい風景ですね!
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お返事 (papachan)
2021-04-06 20:26:51
>高崎さん
こんにちは!
小屋開けを済ませると、一つ肩の荷が下りたようでホッとした気持ちになります。
経年劣化は避けられないので、何かと手間はかかりますが、息子と二人で作業するのは楽しいですね。
会津のマンション別荘も魅力的ですね。
近くにいい渓があるんじゃないですか?
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