![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/89/ee8a58d9b7507e79bf39072d01061bd1.jpg)
夏山は天候に嫌われて、行きたいところに行けなかったフラストレーションがたまっていたので、秋山に期待をかけていた。
どうせなら遠出をしたい。
以前から気になっていた一切経山に行くことにした。
数年前に行った安達太良山の紅葉も素晴らしかったから、近くにある一切経山の紅葉も見ごたえがあるのではないかと。
ついでに東吾妻山も登りたい。
運よく吾妻小舎の個室がとれたので、息子を誘ってみたらOKとのこと。
papachann家・男チームで一泊二日の登山旅行だ。
それにしても、今年はなんだかずっと天候がぐずぐずしている。
特に週末やt連休になると、きまってよくない。
今回の体育の日三連休も怪しい感じだったが、中日の9日は一応てんくらA判定なので、それを信じるしかない。
初日の悪天は明らかだった。
登山は鼻からあきらめて、朝6時ごろ自宅を出発した。
東北道で福島へ向かう。
栃木を通過するときは、レモン牛乳を飲むのがお約束だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/2e/bbb7db042757a09f6adb23db07b3f219.jpg)
郡山ジャンクションから磐越道に入り、会津若松で降りた。
まずは昼飯に喜多方ラーメンという作戦だ。
有名な坂内食堂は、雨にも関わらず長蛇の列。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/fc/8f2a277ace80a1de74b8939d61fc253e.jpg)
急ぐ旅でもない。おとなしく並んだ。
坂内食堂に訪れるのは2回目だ。
前に来たのは22年前。
まだ息子は生まれていなかった。
その時は2月。雪の中を並んだ。
寒くて辛かった記憶しかない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/52/57433561adca7348be07bead2a1db2e1.jpg)
1時間待ってようやく店内に入れた。
私は肉そば(1000円)を注文。
息子は、肉そば大盛り(1150円)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/a8/bd5b85d170fa10e7edc63432e5928d85.jpg)
喜多方ラーメンは、平打ち熟成多加水麺が特徴。
つるつるもちもちしてコシがある。
スープはあっさり。
花びらのように盛られたチャーシューは脂が甘くて最高。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/0a/6033f25dca6598da6c223456f6dcb0cc.jpg)
あっというまに平らげた。
ごちそうさまでした!
お腹も満たされたところで、のんびりとドライブ再開。
裏磐梯を通って、浄土平に向かった。
進むにつれてガスが立ちこめ、せっかくの紅葉はほとんど見えない。
それでも浄土平駐車場は、ほぼ満車だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/b4/c0c0497097940ebca5f3e6a4656863ca.jpg)
山小屋に入るには、まだ時間が早かった。
時間つぶしに駐車場からすぐ登れる吾妻小富士を登ることにした。
レインウエアを着こみ、手ぶらで出発。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/36/b7fe9bc175cbfa6505e7372392604c5f.jpg)
コースタイム15分のところ、雨と風で寒いので猛ダッシュしたら5分で噴火口まで登れた。
やればできる!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/85/dda3aabc023ac0247184d58bce6f3062.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/a3/b135e4b9ea4976240dcb7c56ccb8b283.jpg)
お鉢巡りをしようかと考えていたが、猛烈な風と寒さで息子はノックアウト。
息子は寒さに弱いのだ。
元アスリートの彼は、今でも体脂肪率が5%くらい。
肉と脂肪に守られた私とは体感温度が全く違うのだろう。
さっさと降りて、吾妻小舎へ向かうことにした。
吾妻小舎は、浄土平から20分くらいで歩ける距離にあるが、雨も降っているし一番近い兎平駐車場に車を停めることにした。
兎平駐車場からなら300m歩けばよい。
あっという間に到着。
来てみてわかったが、小屋のすぐ脇にも駐車場があった。
そこに停めたら、歩いて30秒だった。
大弛小屋に匹敵する驚愕のアクセス。(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/44/6e75372f0cc679bf0e539419be435f56.jpg)
紅葉した森の中に佇む古き良き山小屋。
雰囲気はもう100点満点。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/6e/d17fcbd445f3c21ae3f6d30c631b1b68.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/79/f445bdb77dbc1e3f08bc4b3197cc66f1.jpg)
扉を開けて管理人さんに声をかけると、宿泊者の入り口は二階だという。
古びた木の階段を上って中に入った。
手続きの準備ができるまで食堂で待った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/c0/7d743fc0b3c4e51bc48e10795583292d.jpg)
テーブルにはポットとティーバックがあり、宿泊客は自由に飲むことができた。
すばらしい。
吾妻小舎は、昭和9年に建てられた山小屋で、今年で築88年だ。
前管理人は昨年引退し、しばらく小屋は閉鎖されていたが、新たな管理人を迎えて今年の7月に再スタートしたとのこと。
照明器具などが少しおしゃれに改装してあるものの、基本的な内装は古く歴史の重みを感じる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/f1/cc1b25fed7ce36de11ed784acfa920a6.jpg)
宿泊は、食堂の横ある2段のドミトリーと個室が一室。
今回は、個室に泊まる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/6a/ee02059572ceb38cb3f72c2155d909ec.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/c0/f91e0b4c2b6b85be272704f119466efc.jpg)
個室は、ドアを開けるとまず2畳ほどの板の間があり、奥に6畳ほどの寝室。
ベッドが2台あって、VIPルームといっても過言ではない。
折り畳みのエキストラベッドや予備の布団もあったので、その気になれば4~5人は泊まれるのではないだろうか。
もちろん、宿泊料金もそれなりにするが、コロナでどこの山小屋も高騰しているので、二人以上なら北アルプスの山小屋の平均的な料金と大差ない。
気になる方は、ホームページでご確認を。
吾妻小舎ホームページはこちらをクリック
夕飯まではまだ時間がある。
雨も止んだことだし、周辺をぶらぶら散歩してみた。
小屋の目の前は、兎平と呼ばれる開けた場所だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/51/225a34f305754d06b117c64b76c4883d.jpg)
先ほど登った吾妻小富士も見えた。
青空が恨めしいぜ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/01/c7d97b239c2dd38ff94575d2d0431947.jpg)
小屋の裏手を5~6分くらい登ると、桶沼がある。
紅葉が綺麗だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/d6/2c1a12d52afada3eff3da75ec2e66038.jpg)
桶沼は、火口湖。
沼といっても水深が13mもあり水は澄んでいる。
吾妻小舎の水源にもなっているらしい。
夕食は、シーフードカレーライス、カボチャの煮つけやゴーヤの和え物などの小鉢。
どれも美味しかった。
食後には、管理人さんがフルーツとチョコレートをサービスしてくれた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/05/c4e08daae0a3e6a2572376e684e7f76a.jpg)
ドミトリーの女性登山グループは、自炊で盛り上がっていた。
「うるさくてすいませ~ん。」と言って、お菓子と梨のおすそ分け。
ご馳走様です。
こちらこそ、お気を遣わせてしまって恐縮です。
夜になると結構冷え込んできた。
食堂はストーブがあるので、暖かい。
消灯まではそこで過ごす。
コンセントもあるので、スマホも充電できた。
ちなみに、電波は微弱。
ドコモなら何とかネットにつながる程度だ。
外は星がきれいだ。
てんくらも、明日はAになっている。
秋晴れの紅葉登山を期待したい。
後編へつづく。
どうせなら遠出をしたい。
以前から気になっていた一切経山に行くことにした。
数年前に行った安達太良山の紅葉も素晴らしかったから、近くにある一切経山の紅葉も見ごたえがあるのではないかと。
ついでに東吾妻山も登りたい。
運よく吾妻小舎の個室がとれたので、息子を誘ってみたらOKとのこと。
papachann家・男チームで一泊二日の登山旅行だ。
それにしても、今年はなんだかずっと天候がぐずぐずしている。
特に週末やt連休になると、きまってよくない。
今回の体育の日三連休も怪しい感じだったが、中日の9日は一応てんくらA判定なので、それを信じるしかない。
初日の悪天は明らかだった。
登山は鼻からあきらめて、朝6時ごろ自宅を出発した。
東北道で福島へ向かう。
栃木を通過するときは、レモン牛乳を飲むのがお約束だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/2e/bbb7db042757a09f6adb23db07b3f219.jpg)
郡山ジャンクションから磐越道に入り、会津若松で降りた。
まずは昼飯に喜多方ラーメンという作戦だ。
有名な坂内食堂は、雨にも関わらず長蛇の列。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/fc/8f2a277ace80a1de74b8939d61fc253e.jpg)
急ぐ旅でもない。おとなしく並んだ。
坂内食堂に訪れるのは2回目だ。
前に来たのは22年前。
まだ息子は生まれていなかった。
その時は2月。雪の中を並んだ。
寒くて辛かった記憶しかない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/52/57433561adca7348be07bead2a1db2e1.jpg)
1時間待ってようやく店内に入れた。
私は肉そば(1000円)を注文。
息子は、肉そば大盛り(1150円)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/a8/bd5b85d170fa10e7edc63432e5928d85.jpg)
喜多方ラーメンは、平打ち熟成多加水麺が特徴。
つるつるもちもちしてコシがある。
スープはあっさり。
花びらのように盛られたチャーシューは脂が甘くて最高。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/0a/6033f25dca6598da6c223456f6dcb0cc.jpg)
あっというまに平らげた。
ごちそうさまでした!
お腹も満たされたところで、のんびりとドライブ再開。
裏磐梯を通って、浄土平に向かった。
進むにつれてガスが立ちこめ、せっかくの紅葉はほとんど見えない。
それでも浄土平駐車場は、ほぼ満車だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/b4/c0c0497097940ebca5f3e6a4656863ca.jpg)
山小屋に入るには、まだ時間が早かった。
時間つぶしに駐車場からすぐ登れる吾妻小富士を登ることにした。
レインウエアを着こみ、手ぶらで出発。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/36/b7fe9bc175cbfa6505e7372392604c5f.jpg)
コースタイム15分のところ、雨と風で寒いので猛ダッシュしたら5分で噴火口まで登れた。
やればできる!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/85/dda3aabc023ac0247184d58bce6f3062.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/a3/b135e4b9ea4976240dcb7c56ccb8b283.jpg)
お鉢巡りをしようかと考えていたが、猛烈な風と寒さで息子はノックアウト。
息子は寒さに弱いのだ。
元アスリートの彼は、今でも体脂肪率が5%くらい。
肉と脂肪に守られた私とは体感温度が全く違うのだろう。
さっさと降りて、吾妻小舎へ向かうことにした。
吾妻小舎は、浄土平から20分くらいで歩ける距離にあるが、雨も降っているし一番近い兎平駐車場に車を停めることにした。
兎平駐車場からなら300m歩けばよい。
あっという間に到着。
来てみてわかったが、小屋のすぐ脇にも駐車場があった。
そこに停めたら、歩いて30秒だった。
大弛小屋に匹敵する驚愕のアクセス。(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/44/6e75372f0cc679bf0e539419be435f56.jpg)
紅葉した森の中に佇む古き良き山小屋。
雰囲気はもう100点満点。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/6e/d17fcbd445f3c21ae3f6d30c631b1b68.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/79/f445bdb77dbc1e3f08bc4b3197cc66f1.jpg)
扉を開けて管理人さんに声をかけると、宿泊者の入り口は二階だという。
古びた木の階段を上って中に入った。
手続きの準備ができるまで食堂で待った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/c0/7d743fc0b3c4e51bc48e10795583292d.jpg)
テーブルにはポットとティーバックがあり、宿泊客は自由に飲むことができた。
すばらしい。
吾妻小舎は、昭和9年に建てられた山小屋で、今年で築88年だ。
前管理人は昨年引退し、しばらく小屋は閉鎖されていたが、新たな管理人を迎えて今年の7月に再スタートしたとのこと。
照明器具などが少しおしゃれに改装してあるものの、基本的な内装は古く歴史の重みを感じる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/f1/cc1b25fed7ce36de11ed784acfa920a6.jpg)
宿泊は、食堂の横ある2段のドミトリーと個室が一室。
今回は、個室に泊まる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/6a/ee02059572ceb38cb3f72c2155d909ec.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/c0/f91e0b4c2b6b85be272704f119466efc.jpg)
個室は、ドアを開けるとまず2畳ほどの板の間があり、奥に6畳ほどの寝室。
ベッドが2台あって、VIPルームといっても過言ではない。
折り畳みのエキストラベッドや予備の布団もあったので、その気になれば4~5人は泊まれるのではないだろうか。
もちろん、宿泊料金もそれなりにするが、コロナでどこの山小屋も高騰しているので、二人以上なら北アルプスの山小屋の平均的な料金と大差ない。
気になる方は、ホームページでご確認を。
吾妻小舎ホームページはこちらをクリック
夕飯まではまだ時間がある。
雨も止んだことだし、周辺をぶらぶら散歩してみた。
小屋の目の前は、兎平と呼ばれる開けた場所だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/51/225a34f305754d06b117c64b76c4883d.jpg)
先ほど登った吾妻小富士も見えた。
青空が恨めしいぜ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/01/c7d97b239c2dd38ff94575d2d0431947.jpg)
小屋の裏手を5~6分くらい登ると、桶沼がある。
紅葉が綺麗だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/d6/2c1a12d52afada3eff3da75ec2e66038.jpg)
桶沼は、火口湖。
沼といっても水深が13mもあり水は澄んでいる。
吾妻小舎の水源にもなっているらしい。
夕食は、シーフードカレーライス、カボチャの煮つけやゴーヤの和え物などの小鉢。
どれも美味しかった。
食後には、管理人さんがフルーツとチョコレートをサービスしてくれた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/05/c4e08daae0a3e6a2572376e684e7f76a.jpg)
ドミトリーの女性登山グループは、自炊で盛り上がっていた。
「うるさくてすいませ~ん。」と言って、お菓子と梨のおすそ分け。
ご馳走様です。
こちらこそ、お気を遣わせてしまって恐縮です。
夜になると結構冷え込んできた。
食堂はストーブがあるので、暖かい。
消灯まではそこで過ごす。
コンセントもあるので、スマホも充電できた。
ちなみに、電波は微弱。
ドコモなら何とかネットにつながる程度だ。
外は星がきれいだ。
てんくらも、明日はAになっている。
秋晴れの紅葉登山を期待したい。
後編へつづく。
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