GW前哨戦

昨日は一日中雨。かなりしっかり降った。
増水＆濁りが心配されたが、それは杞憂にすぎず、南秋川はほどよい水量を確保し、釣り人を待っていた。
谷底に下りると、木々のしずくとひんやりした空気が心地よい。
自然と顔がほころんでくる。


いつものストゥープMRで流芯、脇、対岸とテンポ良く攻めていく。
一投目からチェイスが見られ、気分も高揚してくる。

先日まで渇水だった渓だ。
あんまり鋭いアクションだと、魚がついて行けないかもしれない。
そう思ってややスローな釣りを心がけると、すぐに結果は出た。

元気いっぱいのイワナ。23cmの良型だ。
幸先が良い。

渇水の時は岩の下でじっと耐えていたのだろうか。
居着きを示すオレンジ色の腹だ。

このあともどういうわけか、イワナばかりがヒットする。
１ヶ月前、同じ区間を遡行したときはヤマメばかりだったのだ。
水量の増加に伴い、「今度は自分達の出番だ」とばかりに、旺盛にルアーを追う姿はイワナばかりだ。

18cmほどだが、こいつもオレンジ色の腹だった。






釣り上がるにしたがい、だんだんサイズダウンしてくる（笑）。

まだ時間はあるが、心が十分満たされてしまったので納竿。

谷底から街道へ突き上げる急斜面をふーふー言いながら登っていると、いいもん見っけ！！

山ウド～♪

独特の強い香りと、ほっこりした食味。
タラの芽と双璧をなす、春を代表する山菜だ。
けっこう伸びていたので、天麩羅用に脇芽だけ摘んだ。

　家に急げ～！

早速、天麩羅じゃ～！

これぞまさに産地直送。旨くないわけがない。

家族みんなで、せーの、ウマー！