ゆるゆるの釣り旅

ＧＷ後半は、shinichiさんと泊まりでイワナ釣り。
当初の予定では、山行と釣りを盛り込んだゴージャスプランだったのだが、私の風邪が治らないため登山はプランから除いたのである。


天気は申し分ない。
新緑と爽やかな風がとても心地よい。

一日目は、山小屋に入ればいいだけなので、昼頃からのんびり歩き始めた。
とはいっても、風邪が一向によくならない私は、足を引っ張りがち。
咳をするたびに気管がズキーンと痛むのだ。
快速のshinichiさんには申し訳ない展開となってしまった。



休み休み歩いて、ようやく山小屋が見えてきた。

今回は、山小屋の名前は明かしません。
釣りの時は、なるべく場所を特定できるような情報は明記しないことにしているので。
でも、写真をみれば、わかる人にはわかっちゃうけどね。わかった人は、「ああ、あそこね」とご自身の胸にだけとどめておいていただきたい。


受付を済ませて、部屋を指定される。
まだ、これから到着する人もいるようで、部屋には数人しかいなかった。
小屋に泊まる人たちは、みな登山者。マイノリティである釣り人は、アウェー感を堪能できる。

一人一組の布団スペースは確保されるシステムみたいだ。
よきかな。


胸の苦しさと腰の痛さで、布団にひっくり返って休んでいると、shinichiさんはこれからマズメを狙って竿を出してくるという。
私は寝てるよ。いってらっしゃ～い。




ひとしきり休んで、それから風呂に入り、ぼけ～っとしていると、shinichiさんがニヤニヤして帰ってきた。

shinichi：「いや～、やばいですよ。尺３本出ましたよ。トータルで２０尾以上は釣ったかな～。」

ええ？　１時間少々で、その釣果？　ほんとに？
shinichiさんはさらにニヤニヤしながら、スマホで撮影した数々の大物を見せてくれた。
あまりに悔しいので、私のブログ記事にはアップしません。（笑）


こういう時合を逃さない釣魂の逞しさがないと、プライムタイムには遭遇しないんだろうな。
今の自分には、無理なことである。
まあ、いいさ。明日がある。


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「もう帰ってもいい」とか余裕な感じで言っているshinichiさんと二日目の釣り。
昨日の大爆釣劇を私にも！　哀れな釣り人に神の御恵与を！　と柳の下の二匹目のドジョウならぬ、新緑の下の尺上イワナを狙うわけだが、これが面白いように釣れない。なんで？



それでも意地で２匹。
２５ｃｍの美形イワナ。

shinichiさんミノー「ikoiko」にきた。


あと一尾は、チビアマゴ。尺はどこに？

このあと、アマゴらしき魚を掛けたが、痛恨のフックアウト。
これにて終了。



shinichiさんはといえば、なんとこの日はボウズ。
釣りって本当にわからない。


まるでキツネにつままれたような二日間の釣り旅。
釣れたり釣れなかったりは世の常ではあるが、この二日間のあまりの落差には、笑うしかない。
それでも、山小屋に一泊しての釣り旅は、確実に心の洗濯と風邪の治療には有効だった。

やっぱり泊まりがけの釣行はゆとりがあっていい。
大人の遊びとはかくあるべき、なのだ。


shinichiさん、色々と体調のことを気遣ってくださりありがとうございました。
もう少ししたら、夏の釣行計画も立てたいね。
また、よろしくお願いします！