平成最後の釣り

改元に伴うスーパーゴールデンウィークがやってきた。
全部休めるというわけでもないのだが、とりあえず平成最後の竿納めということで長野入り。


なぜかゴールデンウィークに入ったとたん寒くなり、目指す川に着いた時には車の気温計はマイナス２℃。
水温は、３℃。
釣れるのか？



低気温＋低水温＋渇水という三重苦。
ガイドも凍る。
最初の１匹が釣れたところで、焚火タイムに突入。



半分凍っているコゴミも摘んで、ラーメンの具にした。

最近、気に入っている棒ラーメンの熊本ラーメン味。
焦しニンニク油が効いていて美味い。
食べているうちに陽が差してきて、ラーメンとの相乗効果で体が温まってきた。


さすがに標高を上げ過ぎたので、車で下流域へ移動。
だが、これがよくなかった。
すでにどこも人だらけ。
大丈夫そうなところに入渓したら、足跡がついていたり、山菜を摘んだあとがあったり。
何か所か回ったが、完全に戦意喪失した。


こうなったら山菜採りに変更だ。
まずは、コゴミ。
太くて美味そうやつだけ選んで摘んでいく。



次は日当りのいいところでワラビを採る。
少し時期が早かったみたいだけど、一人分なので十分な量だ。



気がつくと、空に変な虹が出ていた。

逆アーチの虹。
こんなの初めて見た。
いったいどういう理由でこんな虹が現れるのだろう。


小屋に入ってさっそく山菜の下ごしらえに入る。

下ごしらえといっても、大したことはない。
コゴミはアクがほとんどないので、数分間茹でるだけ。
ワラビは、ちょっぴり重曹を入れてから１０分ほど茹でて、火を止めてからそのまま３０分くらい放置しておき、最後に水で１時間さらしておけば完全にアクは抜ける。


昼寝をしていたら腹が空いて目が覚めた。
ちゃっちゃっと晩飯の準備をする。

コゴミとワラビの和風スパゲティ。
男の料理なので、見た目は悪いが味は最高。


残ったコゴミとワラビは、マヨネーズでいただいた。
これもまた文句なく美味い。


平成最後の釣りは、チビイワナ１匹で終了となった。
ボウズを免れただけでも良しとしましょう。
さてさて、令和はどんな釣りが待ってるかな～？