マインドル・ジョラスGTXの足慣らしにちょこっとハイク。
と、その前に。
前日、ある渓でチョイ釣りをしていたときのこと。
変形性膝関節症と診断されて以来、週に2~3回は病院へ通い治療とリハビリを続けてきた。
日常生活を営む分には、ほぼ痛みはなくなってきた。
その日によって、右が痛かったり、左が痛かったり、内側が痛かったと思えば、翌日は膝の裏に違和感があったりと、完治とは言い切れない状態だけれども、急激な動きをしなければ何とかいけるんじゃないかと思えてきた。
いつも以上に慎重に足運びをしながら、遡行をしていく。
あるポイントでイワナを掛けた瞬間、足元がぬるっと滑った。
その瞬間、右膝から「パキッ」という軽い音が聞こえた。
ん? んんん? あれ?
なんだか膝が軽いぞ。
膝裏の違和感もなくなっている?
どういうわけ?
理由はさっぱりわからないが、右膝が妙に軽くなった。
治った? それとも一時的なもの?
軟骨が減ったせいで痛みがあるという診断なのだから治るわけはないのだが、どういうわけかうまい具合に関節がはまっている感覚がある。
なにはともあれ、違和感と痛みが遠のいたのはめでたいことである。
翌日、この前購入した新しい登山靴、マインドル・ジョラスGTXの足慣らしに出かけた。
短時間で楽しめるところということで、目的地は東篭ノ登山。
この時期だと、池の平湿原駐車場まで車を入れられる。
7月中旬ころから規制がかかってシャトルバスを利用することになる。
ちなみに駐車料金は500円也。
昨日の「右膝の奇跡」により、快調に歩ける。
とは言いつつも、膝のテーピング、サポートタイツの着用など、事前のケアは行った。
お守りのために、サポーターもザックの中に忍ばせてある。
しばらくは、樹林帯の中。
冷涼な山の空気を楽しみながら、歩ける。
登山道にごろごろとした岩が多くなってくると、周囲にはハイマツが出てくる。
後方が開けてきたら、山頂は近い。
なんて言っているうちに山頂が見えてきた。
登山口からわずか45分。なんてお手軽なんだ。
東篭ノ登山(ひがしかごのとやま)。2228m。
山頂の表示を見ると「東篭の塔山」となっている。
正式には「東篭ノ登山」だと思うのだが、こういうことってよくありがち。
隣の山が水ノ塔山(みずのとやま)なので、そっちによせているのかな(笑)
山頂からは360度の大展望。
よく晴れた日だったので、北アルプスをはじめ、遠くの山までよく見える。
新しい登山靴は、まことに調子がよい。
足全体を包み込むようなフィット感があり足入れ感はソフトそのものなのだが、靴自体の剛性は高いので、しっかり体を支えてくれる。
懸案のカカトの靴ズレも、気配すらない。
こりゃ当たりだ!
20分ほど展望を楽しんで下山にかかる。
痛みはなかったが、さすがに両膝は不安定だった。
ストックが無いと、下りは難しい。
大腿筋をもっと鍛えて、膝の補完をしなくてはならないな。
それはドクターにも言われている。
よたよたしながらもコースタイム通りに下りてくることができた。
時間がまだ早かったので、池の平湿原を散策した。
花の時季には、まだ早いみたい。
鏡池。
レンゲツツジが水面に映っている。
湯の丸山のレンゲツツジは、ほぼ終盤を迎えていたが、こっちの方が若干標高が高いので、今がちょうどベストタイミングかな。
登山靴の調子も良かったし、両膝もとりあえず順調なので、今日の目的は達成だ。
夏山に向けて、膝の治療とリハビリを続けつつ、体力回復と筋力強化を進めないとな。
次は、もう少しロングルートを歩くことにしよう。
と、その前に。
前日、ある渓でチョイ釣りをしていたときのこと。
変形性膝関節症と診断されて以来、週に2~3回は病院へ通い治療とリハビリを続けてきた。
日常生活を営む分には、ほぼ痛みはなくなってきた。
その日によって、右が痛かったり、左が痛かったり、内側が痛かったと思えば、翌日は膝の裏に違和感があったりと、完治とは言い切れない状態だけれども、急激な動きをしなければ何とかいけるんじゃないかと思えてきた。
いつも以上に慎重に足運びをしながら、遡行をしていく。
あるポイントでイワナを掛けた瞬間、足元がぬるっと滑った。
その瞬間、右膝から「パキッ」という軽い音が聞こえた。
ん? んんん? あれ?
なんだか膝が軽いぞ。
膝裏の違和感もなくなっている?
どういうわけ?
理由はさっぱりわからないが、右膝が妙に軽くなった。
治った? それとも一時的なもの?
軟骨が減ったせいで痛みがあるという診断なのだから治るわけはないのだが、どういうわけかうまい具合に関節がはまっている感覚がある。
なにはともあれ、違和感と痛みが遠のいたのはめでたいことである。
翌日、この前購入した新しい登山靴、マインドル・ジョラスGTXの足慣らしに出かけた。
短時間で楽しめるところということで、目的地は東篭ノ登山。
この時期だと、池の平湿原駐車場まで車を入れられる。
7月中旬ころから規制がかかってシャトルバスを利用することになる。
ちなみに駐車料金は500円也。
昨日の「右膝の奇跡」により、快調に歩ける。
とは言いつつも、膝のテーピング、サポートタイツの着用など、事前のケアは行った。
お守りのために、サポーターもザックの中に忍ばせてある。
しばらくは、樹林帯の中。
冷涼な山の空気を楽しみながら、歩ける。
登山道にごろごろとした岩が多くなってくると、周囲にはハイマツが出てくる。
後方が開けてきたら、山頂は近い。
なんて言っているうちに山頂が見えてきた。
登山口からわずか45分。なんてお手軽なんだ。
東篭ノ登山(ひがしかごのとやま)。2228m。
山頂の表示を見ると「東篭の塔山」となっている。
正式には「東篭ノ登山」だと思うのだが、こういうことってよくありがち。
隣の山が水ノ塔山(みずのとやま)なので、そっちによせているのかな(笑)
山頂からは360度の大展望。
よく晴れた日だったので、北アルプスをはじめ、遠くの山までよく見える。
新しい登山靴は、まことに調子がよい。
足全体を包み込むようなフィット感があり足入れ感はソフトそのものなのだが、靴自体の剛性は高いので、しっかり体を支えてくれる。
懸案のカカトの靴ズレも、気配すらない。
こりゃ当たりだ!
20分ほど展望を楽しんで下山にかかる。
痛みはなかったが、さすがに両膝は不安定だった。
ストックが無いと、下りは難しい。
大腿筋をもっと鍛えて、膝の補完をしなくてはならないな。
それはドクターにも言われている。
よたよたしながらもコースタイム通りに下りてくることができた。
時間がまだ早かったので、池の平湿原を散策した。
花の時季には、まだ早いみたい。
鏡池。
レンゲツツジが水面に映っている。
湯の丸山のレンゲツツジは、ほぼ終盤を迎えていたが、こっちの方が若干標高が高いので、今がちょうどベストタイミングかな。
登山靴の調子も良かったし、両膝もとりあえず順調なので、今日の目的は達成だ。
夏山に向けて、膝の治療とリハビリを続けつつ、体力回復と筋力強化を進めないとな。
次は、もう少しロングルートを歩くことにしよう。
こんにちは!
一人でぶらぶら行ってきました。
浅間山から西の山域には、手軽に登れるハイキングコースがたくさんあって、ちょっと登りたいな~というときには便利です。
高山植物はこれからの季節がいいですね。
昔、厳冬期にワカンの訓練で東篭や西篭、湯の丸、烏帽子を登りましたが、けっこう楽しかったですよ。
この山は未踏ですが高原や池の風景がいい感じ、見ているだけで癒されるな~!
忙しくて全然野外に出られないけど、こんな風景の中をのんびり歩きたいなあと唯々羨ましく思います。