戸隠

釣りの後は、もちろん家族サービス。
魚信さん一家とともに戸隠までドライブに行った。
戸隠について事前調査をほとんど何もしていなかったので、実はよくわからないまま出発。

まず、子ども達を満足させるべく「チビッ子忍者村」に立ち寄る。
忍者の修行に見立てたアスレチックで遊べるスポット。
しかし、いかんせんＧＷ。混みすぎてげんなり。
ここは大失敗であった。


お昼もだいぶ過ぎてしまったので、魚信さんの奥様が勘で「ここ！」と決めたお店「山笑」でお蕎麦をいただく。

この蕎麦がすごく美味しかった。久しぶりに十割蕎麦を堪能した。
さすが魚信さんの奥様。こういうところでの勘は妙にスルドイのだ。


お土産を探しに立ち寄ったのが「戸隠の竹細工センター」。


自分は山菜採り用の腰籠を買った。
うちのカミさんと魚信さんの奥様も、それぞれ気に入ったバッグ類をお買い上げ～。



日も暮れかかってきたが、せっかくなので戸隠奥社まで散歩に繰り出す。

奥社まで４０分とのこと。腹ごなしにちょうど良い。

道は広く歩きやすい。
進んでいくにしたがって、雪が出てきた。

山門に到着。ここまで１０分ちょい。


ここから先は、急に雪が多くなってきた。

ぐいぐい進む魚信さん。
カミさん達は足下がサンダルなので、ここら辺でリタイア。引き返した。


さらに進むと完全な雪道になった。
魚信さんと息子さん、そして我が子二人とpapachanの総勢５人でひたすら進む。
日が落ちてきて寒くなってきた。

次第に傾斜がきつくなり、油断しているとツルッと滑りそうだ。
それでも、快調なペースで登り続けると、ほどなくして奥社が見えてきた。



到着して「ばんざーい！」。３０分弱でたどり着いた。

奥社の背後に聳える岩壁の迫力。ここが神話の舞台となったこともうなずける。

参拝の順番が来るまで、子ども達に「天の岩戸」について簡単レクチャー。

papa：「だからな、簡単にいうとだな、オマエが家でわがままばかり言って、部屋をちらかしてオネエチャンを困らせた。だからオネエチャンが怒って部屋に閉じこもってしまったわけだよ。そういうこと。」

息子：「ふーん、で、スサノオノミコトは、何をちからしたの？」

papa：「だから例えばの話だよ。」

息子：「ふーん…」

バカなやりとりをしている間に、参拝の順番が回ってきた。

「早く足が治りますように…むにゃむにゃ」


参拝が無事終わり、慎重に下山する。

スニーカーでは、ちょっと緊張する場面だった。

やがて平坦になり、無事に山門まで戻ってきた。
ここまでくればもう安心。


最後に奥社で買ってきたオミクジを開けると…

おっ！　みんないい感じ。

国内屈指のパワースポットで体が清められて、みんな賢くなったかな～？