久しぶりの育成登山。
脊椎のけがで2年以上療養していた山女子がいよいよ復帰できることになった。
ドクターからGOサインが出たことは喜ばしいことだ。
おめでとう。
今回の目的地は、赤城山。
赤城大沼から最高峰の黒檜山に登り、駒ケ岳を通過して鳥居峠から覚満淵に下山するいつもの周回コース。
いつものと言いながら、赤城山は2年半ぶりだ。
黒檜山登山口からは急登の連続だが、ゆっくりペースで多めの休憩を取りながら進んだ。
もう一人の参加者である山男子(といっても、年齢は私に近い)も、久しぶりの参加なので、後ろから荒い息遣いが聞こえる。
なんでも、コロナ禍で10キロも太ったらしい。
それでも、私より痩せているんだから、いやんなっちゃう。
スタートして2時間で黒檜山(1828m)山頂に到着。
いやあ、登れてよかったよかった。
おなじみの絶景ポイントまで足を延ばし、雪の残っている上越国境稜線を眺めた。
ここのロケーションは、実に素晴らしい。
曇りベースの天気だが、カンカン照りでなくて返って助かった。
ここからは下り基調の稜線歩きになるので、会話も弾む。
夏山の計画に花が咲いた。
駒ケ岳のピークでランチタイム。
山女子が以前から食べたがっていたホットサンドを振る舞った。
喜んでくれてなによりである。
通りがかりの登山者に、「バウルー、重いでしょう?」と声をかけられた。
そうなのよ。
鉄の塊だから重いのよ、これが。
だから、2000m以下の山のときしかコレの出番はない。
1時間ほどゆっくりランチを楽しんでから覚満淵へと向かった。
鳥居峠に到着して、トイレ休憩をしていたところ、個性的なウェアを纏った人物が視界に飛び込んできた。
ああ、インスタでフォローしているtomoさんだ!
一度見たら忘れることのできないそのいで立ち。
脊髄反射で声を掛けてしまった。
tomoさんは、想像していた通りの朗らかな方で、すっかり魅了されてしまった。
同行されていた方々ともインスタのアカウントを交換させていただいた。
Tomoさんは、最近インスタを卒業したらしいが、ぜひ復活して楽しませてほしい。
それにしても、衝撃の出会いで血圧が上がった。(笑)
覚満淵は、湿地の中を通る木道が老朽化で通行止めになっていた。
山際のルートで散策した。
湿原が青々とするのは、もう少し先になりそうだ。
大沼の駐車場に戻ってゴール。
トータルで5時間8分。
そのうち2時間は休憩という、近年まれにみるのんびり山行だった
山女子も無事に歩き切ることができて、自信がついたようだ。
帰りがけに赤城神社に立ち寄って参拝。
初詣山行がなかったので、約半年遅れで初詣を済ませた。
登山お守りも手に入れて、満足する山女子と山男子。
ちなみに、この育成登山会も今年で10年目を迎えた。
何か記念イベントでもやろうかな。
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