ラスト1ヶ月

秋雨前線が到来して急速に夏が終了した。
ここのところ肌寒いくらいの日が続いている。
こうなるとヤマメたちは産卵に向けて秋色に染まってくるはずだ。
今年こそは秋色をゲットしたいものである。


プロトルアーのテストもあるので、本流に入るも水量が多すぎた。
早々にあきらめ支流に逃げた。



支流はチビヤマメ祭りだった。
秋色はどこ？



あなさんミノーをちょこちょこ動かすと、おちびさんが無限に釣れる。
みんな似たようなサイズとパーマーク。
写真を撮るのは途中で止めた。



ガツンという派手なバイトで尺ヤマメを確信したら、なんとニジマス。
間違いなく脱走兵だな。



そして脱走ニジマス祭りがしばらく続いた。
バイトした瞬間、今度こそ秋色尺ヤマメ！と期待するのだが、脱走兵と分かった瞬間テンションが急降下。



最後に釣れたヤマメの水中写真を撮って納竿。
写真を見ると、フックが鼻のあたりに掛かっている。
これってスレ掛かり？


捕らぬ狸の皮算用ではないが、そうそう簡単に秋色の良型には巡り会えないことを思い知る。
失意で帰宅すると、緊急事態宣言が２週間ほど伸びそうというニュースを目にした。
まあ、そうだろうな。とくに驚くことも無い。

禁漁まで残り１ヶ月。
すっきりしない釣果とすっきりしない空模様。
おまけにすっきりしないニュース。

どこかですっきりと有終の美を飾りたいものだ。