無常

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医療が発達してもローマ時代の方が歯周病が少ないのね!

2014-10-30 16:09:30 | 日記
現在、歯科技術もよくなり、電動歯ブラシがあるにもかかわらず、歯周病がローマ時代よりも多いとはビックリしました
引用 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141025-00000023-jij_afp-int&pos=5

そうそう、ローマ時代のイギリスといえば、チャーチル首相がヒトラーの対ドイツ戦を戦い抜いた際、「カエサルがブリテン島に上陸した紀元前55年8月26日から、英国の歴史は始まった」というくらい2000年前のイギリスとドイツの文明度の違いを述べ、ドイツが嫌いであったことを示したかったようです

それにしても、この面白い研究をしたのは、れっきとした歯周病専門家の研究者チームで、イギリス自然史博物館に収蔵されている紀元200~400年頃ローマ時代の頭蓋骨303個を調査したところ、中程度から重度の歯周炎の痕がみられた頭蓋骨は約5%で、現在のイギリス成人は15~30%が歯周病にかかっているそうです

ただし、ローマ時代は歯周病よりも虫歯が多く、全体の半数に虫歯があったそうです
さらに、感染症や膿瘍の痕は多く、それらに苦しんだことを伺わせます

ちなみに、歯周病の痕はエジプトのミイラにも見られるそうで、それ以外では、バビロニア人、アッシリア人、シュメール人、そして古代中国人が残した文献で歯周病を確認できるそうです

文献ですから、おそらく身分の高い人たちが対象なのだと思われますので、一般人がどうであったかはわかりません
しかし、今回は墓地から出土した頭蓋骨を調べていますから、そういう意味ではどんな身分だったのかもわかるでしょう

それにしても、研究者はこんなものまで調べるのか、と思わず笑ってしまいました

それともう一つ、ローマ時代の人々は歯の摩耗が激しかったそうで、粗粒穀物を主体としていた当時の食生活に原因があると考えているそうです

もしかしたら、硬いものを常食していたため、噛む力によって歯にマイクロクラックができ、それによって虫歯ができやすかったのかもしれませんね
下記参考サイトの「歯ぎしりなどの咬む力が強いと虫歯ができやすい」がわかりやすいと思います
参考 http://ago118.com/hagishiri_type/

確かに、父は昔全く歯磨きをしなくても虫歯はなく、私たちが毎日歯磨きするのを鼻で笑っていました
しかし、45歳ごろから歯がぐらぐらし、歯槽膿漏+歯周病でどんどん歯を抜かれ、今はほとんど入れ歯です
それでも虫歯はなかったそうですから、虫歯と歯槽膿漏は別の問題みたいですね

自分研究で私も歯の痛みの原因が歯になく、別の原因であることを体感しています
その時の感想はこちら
そこを調整すると本当に一瞬で痛みが消えるため、原因不明の痛みがある方にはぜひお試しください

これを体験すると人の身体の不思議さを実感できます













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