子供のころ、親父が大きな声で豆をまいていた。今年はでかい声で「鬼は外、福は内」などと叫ぶ善良な市民に、近所からクレームが来てしまうのだろうか?
そもそも、さかのぼれば36年前に2月3日となったらしい節分が当然のように定着したのだが、60年以上も生きてきて節分と言うか立春と言うか24節気(太陰暦)が陰で日本人の感性を支配していたことに何故か感動してしまう。コロナが猛威を奮っていようが、地球はいつも通り太陽の周りを廻っているのだ。
1か月以上、停滞が続き先行きの見えない闇の中で考えることだけは人並みであった。1っ歩前に進むことがきつい年寄りとなってしまった自分ではあるが、一応また年を重ねることとなってしまった。
明日は立春、今日は厄払いにそばでも食べようか?それとも三輪そうめんで誤魔化すか。