明日はどうなっているのだろう

2021-07-01 23:15:46 | 日記
 ただいま抗がん剤の治療中なのだが、よく判らない副作用が出始めて3クール目は途中で中止となってしまった。
 原因は心嚢水なるものが溜まって何に由来するのか判らないことだ、とりあえず2次的に溜まった胸水を1.2Lほど取り除いてみた、足の浮腫みが半端ない状態で部屋から動けない。退院はしてみたものの血中酸素濃度が低下して、在宅酸素療法となってしまっている。どうにも外に散歩すら行けないのは一種の拷問か、おまけに心タンポナーデ待ちで救急車待ち状態。何が何だがわからず、とりあえず1日をクリアしているような生活が続いている。もう愚痴にしかならない。

求むるもの

2021-06-11 23:34:15 | 日記
 僕の家には今、2体の阿修羅のフィギュアがある。1体は柘植の一刀彫で後ろの四臂は差し込んである。青年の阿修羅だ。もう一体は興福寺の八部衆の中の子供っぽい阿修羅を模したポリストーン製だ。しかし、なんとも愛敬があり見ていて心が落ち着く。        
 一説に光明皇后が母橘三千代の菩提のために造営した西金堂を実際建立したとされる仏師将軍万福が僧同人の指示で八部衆を製作したらしい。阿修羅は八部衆の中の一体で、帝釈天に敵対した戦闘の神として知られている。梵語のアスラ(Asura)の音写は「生命(asu)を与える(ra)者」となっており、今の僕には何とも心強い存在だ。



解熱は可能だが、発熱は抑えられない

2021-06-10 03:29:17 | 日記
 たかが散歩、されど散歩といったところか。
 5000歩以上歩いた翌日は発熱や背中の痛みで寝たり起きたりするようになった。散歩をした夜中には必ず足もつる。手の皮の弛みを見ると、病人だなあとつぶやいてしまう。
 社会復帰は当面望めそうもない。通信教育の学生であることも忘れがちだが、WEBセミナーをやっていることを想い出し、最近は熱心な大学生気分に浸って自己満足したりしている自分がいる。
 外は30℃を超えようとしていた昨日の自分は何故かいきなり寒気がして体温は38.5℃に上昇している。カロナールを飲んで横になること2時間、37.6℃で寒気は消えた。食欲はわかず栄養ドリンクと牛乳と水を飲んで、ついでに浣腸もして、もう一度カロナールを飲んで寝た。今は36.8℃で背中の痛みさえなければすぐにも外に出たい気分なのだが。

病院で飲むお茶

2021-06-01 01:19:58 | 日記
 この間、何回も入院しているが病院で飲む茶はいつもほうじ茶である。「只
今のお茶はほうじ茶です」と書かれているのだから、普通「玄米茶」「番茶」が出てくる日があるはずなのだが、自分の場合は「ほうじ茶」ばかりだ。
                                         
「ビダーザ」の筋肉注射を打った為か腹筋と右の背筋が痛い。心拍数が95前後が続いたためか?心臓に水が溜まったらしくしばらく38℃代の発熱が続き医者は退院の許可を出してくれなかったが血培も陰性で熱も下がり、次の入院は3週間後だ。入院途中から便秘となっているのが不安要素だが、今回は浣腸もあるので下剤は飲まずしばらく散歩しながら様子を見ることにしよう。
 因みに血小板数が8万に上昇した。何となく嬉しい。


曇天の霹靂 ②

2021-05-24 01:35:58 | 日記
 1回目の抗がん剤(ビダーザ)治療が終わって、あっという間に2クール目に入ろうとしている。宅配ピザのチェーン店のような名前の抗がん剤であるが、肝硬変の自分にはちょっと弱めでちょうど良いようだ。
        
 前回の退院前から続いていた便秘は自分の記憶では最長の3週間であった。下剤(センノシド)を入院中に2日飲んだが全く効果なく、退院後に薬局で薦められた「スルーリー(ビサコジル+センノシド)」を3日飲んだがそれも効果なく、最後は尻が痛くて動けなくなりアマゾンでコトブキ40g浣腸を買い無理やりに出した。溜まった便は凄まじく、3日間で15回ぐらい格闘の末、下痢が3日ほど続いたが今はようやく直腸から肛門への痺れるような痛みと不快感は治まっている。
       そういえば、正式な病名だがマルク(骨髄穿刺)の結果、FAB分類で急性骨髄性白血病(AML-M5b)ということであった。この間、3000~4000であった白血球数がいきなり21万に上昇した原因は骨髄の中にあったのだろうが突然変異としか言いようがない、遺伝子スクリーニングは陰性。細胞性免疫検査結果は白血病、不思議だが受け入れるしかないのである。