わからないこと、今になって気づくこと

　歳をとっても分らないことはどんどん増え続けるようだ。何で今コロナなのか？　何で竹内結子は死んでしまったのか？　NEWバランスの靴の幅はDと2Eと4Eとあるが、3Eは無かったのか？

　遠藤賢司は世界同時多発フェスティバルFUKUSHIMA!でギターストラップに何で満足稲荷神社のお守りをつけていたのか？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　

　わかろうとすることは大事なことだが分からなくてもいいことも多すぎる。気にしないことが長生きの秘訣なのかもしれない。

　因みに満足稲荷で買ったキツネのおみくじは大吉だった。その前に大吉を引いたのは四国の金毘羅神社しか記憶にない。10年以上前にお遍路さんをしていた頃の話だ。

私という生命体

　単細胞の集合体としての生物は、数えきれないパーツから構成されている。ヒトという生命体はそれぞれが自分を認識している。生命体同士の繋がりは大雑把に遺伝情報によって識別される。

　細かいことにいちいち拘っていると思考は方向性を見失ってしまう。つまり

迷宮に嵌りこんでしまうのだ。ヒトが人間として共同体を形成するようになってからどれくらいの年月がたったのだろうか？この場合の人間とは共同体の法律に基づいて生活する者たちのことだ。集団の記録として残っているものが基準となる。そこに成長の段階があるとしたら今はいったいどの段階に当てはまるのだろうか。

　食って寝て、とりとめもなく考え、思いついたように集団と一時交われば太陽は既に東から西へと移動している。

雪解けて、還暦過ぎに、想いゐず 朧に包めぬ、十五夜の恋

 まだ冬には早い。　　　　　けれど、昨日までの天気の移ろいは秋を忘れるほどの急な寒の入りに思える。そんな中で独りよがりの一句を贈ろう。