ハルにも我々にもだが、家ステーキ初体験をさせようと考えた。
母が、牛嫌いなので一切しなかった牛料理を最近は、気にしないですることに決めた。
母もその方が気が楽だろうと・・。
それでいつものようにパソコンから一応の知識を得た。
牛肉のいいものは、やはり、街に行かないと、山では少し無理なので、夫と肉を買いに
出かけた。
1・5センチ厚さのサーロインステーキということだけを頭に入れておいた。
店頭でみると100グラム1100円ぐらいである。
一枚に切ってあるものをみても何グラムあるのか、数に弱い私は、ひとり分何グラムが適当か
などということもわからずにいた。
それで黒毛和牛サーロインステーキの塊があったので、1・5センチ厚さでいくらかと聞いてみた。
すると一枚で3千円近くする。
それくださいというと、すっかり一枚だと思ったらしい。
一瞬、金額の高さに、ヌッと驚き、少しの間を置き、予定の枚数より一枚少なく買った。
それでも1万円近い金額に驚きの初体験である。
付け合せは、大量のもやしである。
それでも、そのもやしは洗って水を切り、一定の強火で、炒め終わるまでに、1分という約束つきの調理法である。
味付けは、塩コショウとオイスターソース。醤油とバターでも美味しいといわれたが、オイスターにしてみた。
肉を購入後、もやしを探す。35円のもやしがその日のお買い得だったが、奮発して45円の
黒大豆のもやしを2袋を買った。
いい肉は下ごしらえは必要ないとの知識で、焼く、直前に焼く側に塩を振り、上に塩コショウという
だけである。すぐに焼けるのであれば、ソースや付け合せは準備しておかないといけないので急いだ。
ここで私は、ちょっと気になるソースの作り方を見つけたので試みた。
材料は赤ワインと砂糖とバターを煮詰めて作るソースである。
赤ワイン 大さじ 4
砂糖 小 1
バター 小 1.5
途中で、なんかこれでいいのかなと不安になり、醤油を足したが、煮詰めていけばソースらしくなってきた。
レシピ通りにした場合は、どんな味だったのかは疑問であるが、なかなかの味であり結果OK。
赤ワインは家にあったものを使ったが、料理用ではなく、1本1200円か1300円ぐらいのものでお正月に飲んで余ったワインである。
付け合せとソースができたら、待望のサーロインステーキ。
肉の色が下、3分の1ほど変わってきたら返して少しだけ火を弱めるのがコツらしい。
ここで正気に戻った。
ドキドキすることはない、お店で焼肉の大判を焼いてる気分になればいいのだとリラックスを心がけた。
あっという間に焼けて、食べたことのない、もちろん家では初めてだが、溶けるような味のステーキに感動した。
ソースは、市販のものと手作りを混ぜたものも用意したが、ハルを除いて、手作りの方に手が伸びた。
一枚は食べきれず、息子だけ一枚を食べきり、もうしばらくは食べなくてもいい状態にまで満腹感だったようだ。
結局、2枚でも良かった勘定になる。
先日、石原裕次郎がお気に入りだったステーキ屋さんが店を閉じることになったとテレビで見た。
サーロインステーキ300グラムで8000円ぐらいだったろうか。
なるほど、あのステーキは一枚、約300グラムぐらいはあったと思い、店で食べれば、3倍の金額になるはず。
すると一枚から3人分をとってもいい勘定だなと思った。
数字に弱い事はこんなことにもなる。
でも美味しかった。
また食べたくなってしまった。
残念なことに写真を撮る余裕もなく、食べてしまい今になってがっかりしている。
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