鴨の子どもたちの鳴き声が聞こえる。
側溝から上がれないのだ。
親は上がれても、子どもはどうすることもできない。
ちょっとした段差はパサパサと羽を広げて登ることは
できても、数十センチは無理というもの。
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猫が多いこの地域で、想像しただけでも
私の方がこの場所から出て行きたい気分だ。
小鴨は側溝にいた方がまだ安全な気がする。
丘にあがったところで、7羽の子鴨は、無事目的地に
着けるのだろうか。
「カモさんおとおり」などという楽しい絵本があるが
現実的には心配事のほうが優って、イメージの世界で
遊ぶゆとりなどない気分。
ああ、なんてユーツなんだろう。