a green hand

世界の哲学者に人生相談



① 他人の知識によって物知りになれたとしても
賢くなるには自分自身の知恵によるしかない

② 誰もが自分の前を見る
私は自分の中を見る
絶えず自分を観察し点検し 吟味する

③ 人は無関心になる程度に応じて眠るのだ

④ 眠られぬ夜をもなお「神の賜物」と見なすのが
常に正しい態度であろう

⑤ 俺なんか自分の意見を持たないで71歳まで生きてきたよ

世界の哲学者

モンテーニュ ① ②
ベルグソン ③
ヒルティ ④

高田純次 ⑤

上記は番組最後のまとめである。
番組のテーマは「自分の意見がもてない」

今回のゲストはお笑い芸人の水道橋博士 、タレントでシングルマザーの鈴木紗理奈と現在人気というモデルの池田美優。

世にもぜいたくな人生相談室室長が高田純次である。

高田純次という人間を映像から見ると、適当な人だな 変な人、好き勝手なことを言ってふざけた人というのが私の印象でありアハハで済まされない私がいた。(真面目?ブッカタイ?)

しかし、この番組でアハハと笑えることが幸せになった。(人は必ず変わる)
そしてこの人の裏側には自分を笑える優しさが満載していることに気づく。

バカっぽさが辺りに幸せを与えている人だと認識し、見方が変わった。

高田純次について書くつもりではなかった。
室長が面白いので人生相談のかたさを調整し笑いを誘う。

室長の後ろには世界15人ぐらいのお面を被った哲学者がいて、悩みに応じて室長が「モンテニューちゃんお考えプリーズ」となる。

今日の番組で、自分の意見がもてないという悩みに対し、自分の意見を持つにはどうしているかという3人に共通しているのは読むこと、書くことの継続である。

モンテーニュ さんの「私は自分の中を見る」ということに繋がるように思えた。

ベルグソンとヒルティのお考えは、鈴木紗理奈のお悩みである不眠についてである。

哲学者からしたら、悩みの全ては、枝葉である。

根本を極めた人間のお知恵を借りれば解決に至ることが多い。

しかし、その哲学者が苦しんで得た知恵を自分の情が納得できればの話である。
その時に、逃げずに苦しめば生きるのが楽になるのが哲学という薬かなと思う。

苦しまずに楽をしたい人間は常に枝葉で悩むことが多くなるか、高田室長のように生まれた時から哲学者のように生きるかのどちらかであると思ったりする。

お粗末な未熟者はそう思う。
故に我ありである。












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