姉妹と言っても女性ばかりではない。
どちらかと言うと、中性っぽい仲間ということになる。
押立温泉へと日帰り入浴、そして飯坂温泉1泊という企画である。
押立温泉は懐かしかった。
娘が5歳、息子が3歳、姪が6歳、の頃に行ったところだ。
秘湯と言える温泉である。
懐かしかった。
看板が横書きになり、新しくなったほかどこも変わらないような外見に
思わず写真に残るあの頃の二人の様子が浮び、池の鯉や魚を見る姿まで思い出して
しまった。
夫は勿論想像もつかないほどに若く、その頃の写真を見るとこういう人と一緒に
過ごしたんだろうかと不思議な気がしたりする。
いつから変化したのだろう・・・。
あの頃、私と母と子どもたちを置いて、翌日は猪苗代から仕事に行き、迎えに
来たと記憶している。
温泉の庭から登る磐梯山の中腹で日中遊んだ記憶が蘇ってくる。
お転婆な娘が木に登ったり、娘が脱ぎ捨てた洋服を息子が心配そうに持ち歩く
姿まで・・。
小さい息子は行く前によく、熱を出した。
どこかへ行くというと熱を出す息子はちょうど今の私に似ていた。
今回、そこへ行こうと立案したのは夫様だ。
我々「美人4姉妹」の運転手である。
帰りには、裏磐梯から土湯峠を超えて、福島に戻ってきた。
土湯峠は今年2度目である。
凄い寒さを覚悟して行ったが、その日は風もなく穏やかな浄土平であった。
吾妻小富士に登る人も多くいた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7c/81/25705122444dd86de052723a7d3a3291_s.jpg)
我々4姉妹、頼みの綱であった丈夫なOがひと月前にひどいギックリ腰初体験をし、
遂に我々の仲間入りをしてしまったのである。
今回より、「美人4姉妹」は「腰痛姉妹」に名前が変更されてしまった。
夫様だけが仲間入りにならないが、いつまでも腰痛仲間には入って欲しくないと思うことしきりである。