少し体を休めてから映画に出かけた私たち。
映画も全国8館のみという上映「マリーゴールドホテルで会いましょう」
である。
友人のYさんが、わざわざ上京し、見てきたというからそれではせっかくの
ついでということで見ることに決めた。
事前に娘が、ネット予約してくれていた。
有楽町のTOHOシャンテも初体験である。
夫が有楽町駅から歩いたほうがいいという下調べも、あまりに時間があり
すぎるからと遠回りしたことでその位置をわかりにくくし、当然ながら
ブツブツと矛先を夫は私に向けてきた。
喧嘩はしないを信条に頑張った。
それでも大分待って、映画鑑賞となった。
夫も、期待していない分楽しめたという。
私も、インドという未知の土地を背景に繰り広げられる退職後の生きることに
焦る男女7名の物語を楽しんだ。
娘も知っていて、昨年タイに行くときに飛行機の中で見たという。
娘はインド好きだしインドにも行ったことがあるので余計に楽しめた
に違いない。
まずは、インドという鮮やかな色調の町に驚いた。
女性の美しいのにも驚いた。
それと素晴らしい演技力をもつ俳優の面々・・。
さすがにの演技である。
イギリスの都会で暮らしていた其々知らないもの同志の7人が空港で出会い、
インドという土地で少しすつ変化していく心の機微が良く分かった。
老いという問題からは逃げられない。
誰でもが辿る老いの弱さや強さや可愛らしさをしみじみと感じながら観賞した。
いい一日だった。
翌日、11時のチェックアウトまで待てない夫は早く娘に会いたくてしかた
がなさそう・・。電車で30分もかからない距離に住む娘の住まい。
都会での生活時間で午前中に訪ねるのはちょっとと思ったが、予定より
早く着くのでとメールしたが返信なし。
私からのメールに慌てて、迷惑がっている娘の気持ちが見えるようであった。
が、そこは一年に一度、あるかないかの両親の訪問と諦めてもらおうという
気持ちになっていた。
起きたばかりで髪が濡れている娘が「はや~い」と鍵を開けてくれた。
連日の忙しさから久々の、のんびりタイムであり、寝たのが朝方4時と
いうから私たちとの付き合いは大変だったにちがいない。
夫が入れる珈琲を飲み、少し休んだ後、お昼をご馳走してくれるとの申し出を
遠慮なく受け、夫も楽しみにしていた鰻の店を目指した。
私も、悪いな~と思いながらも娘が両親にお昼をご馳走できるように
なったこと事態、大きな成長と内心は喜んでいた。
丸の内でご馳走になった鰻は大変に美味しかった。そこのビルで息子への
バレンタインチョコを買った。
母へのお土産は東京駅で娘が買ってくれた京和菓子・・。
丸の内駅ビル内で若干のショッピングをしたのち、3時すぎの
新幹線で、帰ってきた。
こうして二日間の東京物語が終わった。
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