今年は、本当に余裕の新年を迎え、これでいいのだろうか
という気分でもある。
今年の目標はリベンジのピアノである。
昨年、2月に骨折したため、途中挫折の「エリーゼのために」を
完成させることができなかった。
語学と楽器は、たまに一生懸命勉強してもだめということ
なので、5分でも毎日という目標を立てた。
30分でもというとピアノの蓋を開けてきちんと腰を下ろし
さあ、やらないと・・という気分に持っていかなければならない。
その気分が自由を束縛しかねないのでそこまでの高い目標を
掲げずに、ピアノの蓋を開けて「タラタラ タララララーン」
でも、目標達成になることにした。
気が向けば30分ではやめられない自分の性格を知っての
目標設定である。
何事もなければ、今年の12月には見事に感情を込めた
「エリーゼのために」が完成する予定である。
せっかく父が買ってくれたピアノであるし、初心者
の「エリーゼのために」ぐらい弾けないでどうすると、昨年初めに
喝を入れたのであった。が、人生、何が起こるかわからない。
怪我などしたことのない私が、凍った道で転び、左手首の
近くを骨折してしまったのだ。
今でも違和感の残る中指が元に戻ったなら
接骨院の先生にお礼に行こうかな~などと考えたりしている。
もう少しで1年になる。
もうひとつの目標は、ちょっと自分でも珍しい・・。
武満徹の「死んだ男の残したものは」を坂本朱さんが歌うのを聞いて
大きな感動をしてしまい、自分でも歌ってみたくなったのだ。
一人カラオケにでも行こうか・・迷っている。操作するのが
できないし、人と一緒だと恥ずかしくて練習にならんし・・。
まだまだ目標はある、相当欲張りなのかもしれないが、のんびりと
したいことができる1年だといいと思っている。
差し迫ったところで、オペラ体験とエルグレコ展である。どちらも
東京上野界隈である。
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