a green hand

戦争のない時代として終わろうとしている



多くの国民や中には外国人が混じり皇居に向かう大集団をテレビでみた。
それだけでも涙が出てくる。
この気持ちはどういったものか未だにわからない。

かつて昭和天皇が崩御し、テレビに弔旗が映し出された時にも訳もなく涙がじわっと滲んだ。
その事について近くにいた教育長に話した事がある。
どうして涙が出るのか何の涙なのか…。
普段意識してないだろうが「我々は日本人だからだ」と言われたように記憶している。

天皇として最後の誕生日記者会見で「平成が戦争のない時代として終わろうとしていることに、心から安堵しています」と述べられた天皇陛下のお言葉。
全て心にしみるお話だったがこの「戦争のない時代として」の一言が私にとり究極の涙となった。

昨夜、NHKで特集をしていた。
「天皇」運命の物語①

リビングのテレビのチャンネルをかえると俺はそういうの嫌いなんだ自分の部屋で見たらの夫の言葉で自室に移動した。

19歳でエリザベス女王の戴冠式に名代で出席するという場面だった。
そこでも19歳の皇太子の表情にジワジワと涙が溢れてきた。

そしてチャーチル
大きな顔と体の立派な思想の持ち主という学生の時に読んだ本の表紙の人、チャーチルがテレビに映し出された。
その時代の首相だったのかとしみじみする自分がいた。

今日は運命の物語②が7:30から放送される。

「皇太子」として「天皇」としてそして退位後の「上皇」としての生き様を国民や皇族に体現される自国の平成天皇を誇れることはとても幸せなことと感謝したい。

涙は、敬虔なる美に対する涙なのではという気がしてきた。
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