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5〜6年前に夫が録画しておいたもので体操を始めた。
台湾行きの約2ヶ月前頃からだ。
5、6年前の私に体操する元気もなくテレビの前でぎこちない動きをする夫を見て笑っていた。
今回、一緒にぎこちない動きをスタートした。
何故なら、体力に自信がなかったからだ。
はじめの頃、体操って疲れる。
次に「吸ってほぐす」ってどういうこと?
「息を止めないで」と体操のお姉さんが何度も言う。
テレビの前の私はお姉さんの動きとは逆になるのでは右から?左から?などとブツブツ。
体操中に疑問が多い。
夫に踵が上がっていないだとか伸ばすのは左側なんだから左の踵をあげては意味ないだとか注意が飛ぶ。
柔軟性では私が勝るが、幼児体操を長年やってきた私に大人の体操は難しい。
対象の動きを夫よりしっかり見ていない感覚的であることもわかった。
毎日続けることで、「吸って吐く」が出来てくると体操後にグッタリ疲れなくなった。
そこで閃いたことは、日常的に疲れやすい私は「呼吸法」も未熟だったと。
台所で本気で取り組む時、人と話をしてる時、とにかく一生懸命になることが多いとぐったり疲れてしまうのだ。
息を止めてるのかもしれない。
ずっと止めてるわけにはいかないので適当にしてるのだが呼吸法がマズイとはっきりした。
ケーキを作る時、テレビ体操のお姉さんの「息を止めないで」が聞こえてきた。
一日中お菓子作りに専念していたのにいつもよりずっと楽だった。
ラジオ体操侮れない。
太極拳やヨガ、中国や台湾で朝からゆっくり動いている体操も筋肉を伸ばしたり呼吸法なのではと感じる。
時々、「息を止めないで〜」の声が聞こえてくるよう続けて頑張ろうと思う。