すると「まーちゃんのおにわ なんだか すてきじゃなくなったみたい…」とポツリ。
ふーん、3歳の子でも季節の庭の変化を感じるんだと感心する。
「そうなのよ～もうすぐ冬が来るでしょう？土の中で春までおねんねなの、土の中で綺麗に咲こうって頑張ってるんだよ」
素敵なお庭にしないと、と思うひと言だった。
何処かに私の血と相通ずる感覚がMちゃんの中にあるんだろうなとも思ってみた。
私は、父の花壇が綺麗だったという幼少の頃の漠然とした印象の中で育った。
父と繋がっていて本当に良かったと庭を通して強く思う。
これもきっと若い時に大好きな父の死にあってるからかもしれないな～。
